集客効果の高い看板とは?知っておきたい看板デザインの3つのポイント

もうお店をやっている方にとっては当たり前からもしれませんが、飲食店の看板はとても大切な集客ツールです。しかし、正しい作り方をしていないと、せっかくの集客効果を発揮できず、来店チャンスを逃してしまっているかもしれません。 この記事では、看板での集客効果をより上げるためのコツをご紹介します。もう一度、お店の看板のデザインを見直してみませんか?

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看板での”認知”が集客につながります!

看板の役割は2つです。1つ目はお店の存在をお客様に認知してもらうことと、2つ目にお店のコンセプトや看板メニューをアピールすることです。

最近はグルメサイトやSNSでの集客に力を入れているお店も多いですよね。しかし、お客様はお店のページを毎日チェックしてくれているわけではありません。一方で、看板は1日に何百人、何千人という人が通勤や通学の度に看板の前をほぼ毎日通りかかっていることになります。つまり、お店の存在を繰り返しアピールできるチャンスがあるのです。

例えば、ある男性が通勤途中で毎日通る道でこのような看板を目にしていたとします。

飲食店の看板の例
博多モツ鍋が看板メニューの居酒屋の例

あそこにモツ鍋の居酒屋がある。安くて美味しそう。

これが認知するということです。このように認知を獲得できているとある日…

今日の同僚と食事会、どこがいいかな…?あ、そうだあのモツ鍋の居酒屋いいかも?

こんな風にこの店を思い出してくれるかもしれません。これがとても大切です。もしこんな看板だったらどうでしょうか?

飲食店看板の例
店名だけ書いてある例

う〜ん。和な感じ?おしゃれそう?でもいったい何の店がわからないな…

高級業態で隠れ家的なコンセプトだったら、こういった店名だけの看板も良いかもしれませんが、初めてのお客様とっては敷居が高く入りにくいな、と感じられてしまいます。看板はお店の存在を認知してもらうのはもちろん、お店のコンセプトやメニューをしっかり伝えることで、より大きな集客効果を発揮します。

では、具体的にどう伝えればいいのか、3つのポイントをお伝えしますね。

1.ぱっと見てどんな店かわかるように

徒歩でも車でも、看板が目に入ってから通り過ぎるまでほんの数秒です。この短い時間でお客様に「何のお店なのか」認知してもらうには、ぱっと見てわかる工夫が必要です。

店名だけでなく、どんなお店なのか一言入れてみましょう。これだけでもかなり違いますよね。

飲食店の看板には何を書けばいいか
店名のうえのひとことが大切

看板の大きさに余裕があればメニューの写真やイラストなどを入れるのもわかりやすいです。  

2. 店内の雰囲気を伝えよう

そのお店が「グループでわいわい楽しめる店」なのか、「落ち着いてまったり飲める店」なのかではお客様のニーズは異なります。特に空中階やビル内にあるお店などは、店内の雰囲気がわかりづらいため、お客様が二の足を踏んでしまうことがあります。

そんなときは店内の写真を看板に載せると効果的です。写真があるとどんな雰囲気のお店なのか、すぐ想像してもらえて来店を促せます。

[看板には写真も必要か
店内写真は空中階のお店などにおすすめ

3.店業態にあったデザインでアピール

お客様を惹きつける表現の工夫も大切です。文字の雰囲気だけでもその店の業態やコンセプトを伝えることができます。

例えば、落ち着いた居酒屋なら丸みのある温かい文字、ラーメン店なら太めの力強い筆文字などが美味しそうに感じる定番です。同じラーメンでも「女性をターゲットにしてヘルシーラーメンで差別化したい」のであれば、やわらかく女性らしい書体がいいかもしれません。

インバウンド対応の看板
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お店の看板のリニューアルを検討している場合は、看板を専門にしているデザイン業者もありますから相談してみましょう。依頼する場合は、お店のコンセプト、ターゲット、看板メニューをしっかり伝えたうえで、デザイン案を出してもらうといいでしょう。  

ターゲットのお客様に来てほしい!

お店によっては「こんなお客様に来てもらえたらもっと売上が上がるかも?」という課題をお持ちかもしれません。そんなときにも看板を活用することで狙ったお客様を集客しやすくなります。

ターゲットのお客様に来てもらうための看板とは
iStock

例えば、外国人のお客様をもっと増やしたい場合、看板の下に英語の説明を加えたり、「ENGLISH MENU」と付け加えても効果があります。一人客を増やして回転率を上げたい場合、「おひとりさま歓迎!」と付け加えるだけでも、1人のお客様が入りやすくなりますよね。

なんでもかんでも看板に伝えすぎるのはNG

「モツ鍋と焼酎」がメインのお店なのに、「ワインあります」「ケーキセットあります」など情報を付け加えすぎてしまうと、結局何のお店なのかブレてしまい、魅力が伝わりません。

  

この講座のまとめ

集客効果が高い看板について理解できましたか?最後に、看板を見直すときは、ぜひお客様にもぜひ意見をもらってみましょう。「最初入り口が分かりにくかったよ」「〇〇が美味しそうだったから入ってみました」など、意外と新たな課題の発見があるかもしれません。ぜひ参考にしてみてください。

1.ぱっとみてどんなお店かわかるようにしよう
2.店内の雰囲気を伝えよう
3.業態にあったデザインでアピールしよう
4.ターゲットにしたいお客様に伝えてみよう

第3回はここまで。次回は「飲食店の現金管理、しっかりできてますか?」です。

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FOOD-IN編集部

FOOD-IN編集部ライターが未来の飲食店をつくるための経営ノウハウをどのメディアより”分かりやすく”をモットーにお届けします。