Googleマイビジネスで集客するにはキーワードを制覇しよう

本連載では、Google マイビジネスの使い方から、インターネットで集客をするための考え方をたっぷりご紹介。第6回は飲食店がGoogle経由で集客するために知っておくべき「キーワード」の考え方について解説します。

前回の記事はこちら

Googleマイビジネスで、写真やメニューは登録しなきゃいけないの?

Googleマップは日本で多く使われている地図アプリ

食事や観光など、外出しようと考えている人のうち76%が、インターネットで事前にリサーチしてから訪問先を決定していると言われています。

その時に使われるサービスはInstagramやグルメサイトなど多々ありますが、圧倒的な利用者数を誇るのがGoogle検索・Googleマップです。

日本国内のGoogleマップの利用率はとても高く、若年層リサーチ情報を発信する「TesTee Lab」にて実施されたiPhoneユーザー男女4,219名(10代1,335名、20代1,333名、30代以上1,551名)を対象に地図アプリに関する調査では、Google マップの利用率はなんと77.5%にもおよぶという結果が出ています。

たくさんの人が日々利用するGoogleマップ。自分のお店を見つけてもらうツールとして、積極的に使っていきたいですね。

Googleマップを活用するためにはGoogleマイビジネスでの設定が必要

本連載第1回 からお伝えしているとおり、Googleマップに自分のお店を掲載させるためには、Googleマイビジネスとよばれるサービスで自分のお店の情報を登録・発信していく必要があります。「そもそもGoogleマイビジネスって何?」という方はまずこちらのページをぜひチェックしてみてください。

上記記載の記事でも触れましたが、Googleマイビジネスで設定した情報はGoogleマップのみならずGoogle検索にも反映されます。言い方を変えると、Googleマイビジネスを活用すればGoogleマップとGoogle検索の両方で自分のお店をアピールできるということです。

Googleマイビジネスに登録した情報
Googleマイビジネスで登録した情報が、Google マップや検索結果として表示される

重要なのはわかったけど、何をどうやって目指せばいいの?

前回までの連載をご覧いただいた方は、基本的な設定方法やこまめな情報発信が大切であることはご理解いただけたかなと思いますが、では「何を目指して」運用していけばいいのでしょうか。

第一歩は「使い方を覚える意味でも、ひととおりGoogleマイビジネスの機能を使って情報を登録してみる」こと。次に、「とにかくたくさん情報を記載・更新する」もOKです。

もうワンステップ上にいくためには「どんなキーワードで検索された時に自分のお店を表示させたいか」を考えて、そこに向けて情報発信をしていきましょう。

どんなキーワードがあるか整理しよう

お店を検索する時は、店舗名や「渋谷 焼肉」といった地域・業態の掛け合わせなど、ほしい情報にあわせてさまざまなキーワードを入力しますよね。

ここで「フーディン焼肉店」というお店があると仮定してイメージしてみましょう。

こんなお店を想像してみてください

・店舗名「フーディン焼肉店」
・東京都渋谷の道玄坂、駅から7分の立地
・夕方17時から深夜1時まで営業
・牛一頭買いをすることでコスパよく良質なお肉が食べられるのが売り
・カリフォルニアのワインを豊富に取り揃えている
・個室もあり女子会会場としても人気
・一押しメニューは「厚切り牛タン」

お店の存在を知っている人の場合

お店を探す人のアイコン

行きたいお店の名前が分かっているAさんの場合
先輩に教えてもらった焼肉屋さん、行ってみようかな。「フーディン焼肉店」で検索!

店舗前を通りかかった、知人からの紹介や口コミ、Instagram、グルメサイト、雑誌で見たなど、すでにお店の存在を知っている人は以下のように「店舗名」を中心に検索することが考えられます。

  • フーディン
  • フーディン焼肉店
  • フーディン 渋谷
  • フーディン 焼肉
  • フーディン 予約

お店の存在を知らない人の場合

お店を探す人のアイコン

来週デートを控えるBくんの場合
来週は渋谷で彼女とデートだ!ヒカリエでアート展を見に行って、そのあとはセンター街に行くんだよな。夜は焼肉食べたいって言ってたなあ…「渋谷 焼肉 デート」で検索!

お店を探す人のアイコン

女同士2人で渋谷をウロつくCちゃんの場合
買い物もすんだし、そろそろご飯食べに行こうかー。焼肉とかどう?ワインも飲みたいな。「渋谷 焼肉 ワイン」で検索!

お店を探す人のアイコン

牛タン大好きDくんの場合
今週もおいしい牛タンのお店を開拓するぞ。渋谷で仕事が終わったあとに行きたいから「渋谷 牛タン」で検索!

当日や近日中に訪れる街での食事先を探している人は、たとえば以下のような「地域×業態」「地域×業態×シチュエーション」「地域×メニュー」などが考えられます。

  • 渋谷 焼肉
  • 渋谷 焼肉 ワイン
  • 渋谷 焼肉 女子会
  • 渋谷 焼肉 個室
  • 渋谷 焼肉 深夜
  • 渋谷 高級焼肉
  • 渋谷 牛タン
  • 道玄坂 焼肉
    など

Google経由で集客を強化するためには「お店の存在を知らない人」にたくさん見つけてもらう必要がある

「お店の存在を知っている人」に自分のお店の情報を届けるには、基本的な情報をGoogleマイビジネスに登録しておけば見つけてもらえます。 これまでの連載の内容を手順どおりに設定すればバッチリです。

検索するときすでにお店を知っているのであれば、Google以外の集客方法が功を奏しているということです。
もっと多くの人にアピールするためには「お店の存在を知らない人」がググった時にも、自分のお店のことを見つけてもらうべきです。

「お店の存在を知らない人」に自分のお店の情報を届けるには「自分のお店のターゲットとなる人はどんな人か」をイメージしながら「その人は、どんな時どんなキーワードで検索するか」を考え、目標とする検索キーワードを決め、発信する情報の方向性を見定める必要があります。

ターゲット=お客さまの気持ちになって、使いそうなキーワードを考えよう

ここで、さきほど例に出したキーワードからもう少し想像を広げてみましょう。

お店を探す人のアイコン

ママ友ランチの幹事になったEちゃんの場合
来週は4人でママ会。個室がいいかしら?場所は渋谷ね…「渋谷 ランチ 個室」で検索してみよう。

Eちゃんが検索した結果、たまたま予約できる個室ランチの候補が少なければ食い込めるかもしれませんが、先ほど出した例より確率が低そうです。

他のキーワードでも考えてみましょう。

  • 渋谷 ワイン
    →バーにいきたい人も多く含まれるのでは?
  • 東京都 肉
    →地域の範囲も広く、そもそもご飯屋さんを探している人ではない可能性も?
  • 焼肉 おすすめ
    →グルメサイトやまとめ記事などで複数店舗を比較するような情報を探しているのでは?

お店のターゲットから少し外れる人が多く含まれる気がしますね。 先ほど例に出したような「渋谷 焼肉 ワイン」などお店の特徴を示す語句が含まれている方が、ターゲットに近い人がより多く含まれそうだとイメージできるでしょう。

自分のお店のターゲットが考えの基本となることを忘れずに!

「その人が、どんな時どんなキーワードで検索したときに自分のお店を見つけてほしいか」を思いつく限りたくさん並べてみてください。Instagramでハッシュタグを活用している人は、それぞれのタグを組み合わせて考えてみても良いでしょう。

イメージできたらキーワードを含む情報を強化する

Googleマイビジネスで設定した情報を見直して、含んでいないキーワードを見つけたら、メニューや写真を追加したり、投稿機能を活用してどんどんそのキーワードを含む情報を発信してみましょう。

たとえばこんな投稿

・「女子会におすすめなのは〇〇コース!」
・「ワインもたくさん取り揃えています」

情報発信の方向性をつかめたら、今一度本連載を振り返ってみてください。 「うちではどういうことを書こうか思いつかないな」と感じていた項目があれば、手順に沿って取り組んでみましょう!

今回はここまで。

次回は緊急事態宣言中、飲食店はGoogleマップに臨時休業マークをつけたほうがいいの?をご紹介します。


飲食ネット集客 Googleマップ編