FOOD-IN編集部が注目の飲食店をピックアップ! 今回は、みなさんおなじみの「珈琲所コメダ珈琲店」。新商品についてもご紹介しますので、コメダファンの方は要チェックです!
愛され続けるコメダ珈琲店
「コメダ珈琲店」は全国に850店舗以上を展開する喫茶チェーンです。1968年の創業以来、喫茶文化の根強い名古屋を中心に“くつろぎの場”を提供し、50年以上愛されてきました。
長い歴史をもつコメダ珈琲店ですが、楽しい仕掛けを次々と送り出し、常に新しいワクワクをわたしたちに届けてくれています。そんな同社について、最近の取り組みをいくつかご紹介します。
思わず手に取りたくなるオリジナルグッズたち
今月(2021年6月)上旬に展開された、セレクトショップ・ファッションブランドのBEAMSとのコラボレーションをニュースで見かけた方も多いのでは。
Tシャツ専門のレーベル「BEAMS T(ビームスT)」と、大阪発祥のスケートブランド「WHIMSY SOCKS(ウィムジー・ソックス)」とのコラボにより実現したコメダデザインのアパレルグッズが発売されたんです。
特に、コメダ珈琲店のアイコン的存在であるクリームソーダグラスをデザインに落とし込んだTシャツとソックスがかわいくて……!ファンのみならず、多くの注目を集めました。
他、実際に「コメダ珈琲店」店内のソファ生地を使用したという、ハットも登場。知らなければわからない、けど周りに言いたくなっちゃう絶妙なところをついています。ほしい……。
上記コラボアイテムは、いずれも現在は販売終了。ゲットできた人、うらやましい限りです。
さて、今でも手に入るアイテムが、コメダ珈琲店公式オンラインショップにあります。 SNSを中心に「かわいすぎる」と話題のメタルチャームで、シロノワールやミックスサンドなど人気メニューがデザインされています。
直径約20mmとミニサイズに仕上げられていて、各330円(税込)とお手頃価格! 写真のとおり全8種類で、コンプリートしたい欲に駆られる人が続出しています。
気になる方はこちらからどうぞ。
遊び心たっぷり。くつろぎ+αが楽しいコメダ珈琲店
いずれのグッズにも採用されている名物のクリームソーダ。コロンとした可愛らしいフォルムのブーツグラスが特徴ですが、これは創業者の加藤さんが自らの足でメーカーや問屋を回って見つけたもの。創業当初から遊び心溢れる視点のもと、企画が考えられていたことがわかります。
ソーダの上に添えられるソフトクリームも、多めに入れられた氷の上にのせることで、すぐ下に沈まないよう設計されていることをご存じのコメダファンは多いのでは。商品一つとっても、細かい配慮がちりばめられています。
コメダ珈琲店の愛されるポイントとして、店舗の「居心地の良さ」がよく挙げられますが、グッズ販売やメニュー設計と、いたるところにこだわりが詰まっていると思うとなんだかありがたみが倍増します。
最新情報!新食感ドリンク「のむクロネージュ」
そんなさまざまな取り組みを続々展開しているコメダ珈琲店。 2021年6月16日(水)に登場した新商品もけっこう斬新です。
「のむクロネージュ」と名付けられた新メニューは、細かくカットしたココアバウムクーヘンに牛乳とバニラソフトクリーム、仕上げにはちみつ入りシロップを加えてシェークしたドリンク。
そもそも「クロネージュ」とはコメダ珈琲店にて2020年4月から発売されている、ほんのりココアが香る温かいバウムクーヘンに、バニラソフトクリームをのせたデザートです。1977年発売から絶大な人気を集めるシロノワールに続く新定番スイーツとして定着しつつありますが、こちらをドリンクにしちゃったのが今回登場した「飲むクロネージュ」。
これまでシェークを頼むと拝むことができた、ちょっとレアな青いフタのボトルが採用されています。ノスタルジックな雰囲気が漂うたたずまいは、思わずレトロなフィルターで写真に収めたくなってしまうなんともいえない可愛さ。
気になるお味は、すっきりとした甘さのバニラソフトクリームに牛乳とシロップが加わることで、よりまろやかでやさしい味わいに仕上げられています。そこに混ざり合うバウムクーヘンは、ありそうでなかった新しい食感。少し太めのストローで“飲む”と“食べる”を一度に楽しめる、デザートドリンクとなっています。
「誰もがくつろげる「街のリビングルーム」でありたい」という想いが込められたコメダ珈琲店。1人でも、友だちや家族と気兼ねなく過ごすときでも、いつもあたたかく迎えてくれます。今年の夏はボリュームたっぷりの“いつもの”フードメニューとともに、新アイテム「飲むクロネージュ」もいただいてみては。
「のむクロネージュ」は、すでに全国の店舗で販売中です。(※一部店舗を除きます)
「飲食トレンド最前線」連載一覧はこちら
めまぐるしく移り変わる飲食業界。
タイムリーなトピックスや、一歩さきゆく飲食店のご紹介など、さまざまな角度から“最前線”を切り取ります。
written by
FOOD-IN編集部
FOOD-IN編集部ライターが未来の飲食店をつくるための経営ノウハウをどのメディアより”分かりやすく”をモットーにお届けします。