FOOD-IN編集部が注目の飲食トレンドをピックアップ!今回はお店ではなく「ほうじ茶」にフォーカスしてみたいと思います。最近ますますよく見かけるようになったほうじ茶。そんな中、今回2021年9月14日にリニューアルされた「キリン 生茶 ほうじ煎茶」が毎日のおともにぴったりなすっきりした仕上がりでいいなあと感じたのでご紹介します。
「キリン 生茶」にほうじ茶バージョンがあるって知ってた?
ほうじ茶といえば「香ばしい」「ほっこりする」といったイメージがありますが、具体的には「煎茶や番茶などを強い火で焙って製造したもの」を指します。つまり緑茶の一種なのですが、高い温度で炒ることで香ばしさを高めているもの。
ほうじ茶、おいしいですよねえ。久しく飲んでいなくても、一度口にするとその香り高さを再認識して、しばらく自分の中でほうじ茶ブームが訪れたりしませんか?
近年はほうじ茶に限らずさまざまな種類の無糖茶が発売されていますが、中でもほうじ茶カテゴリーはどんどん拡大しており、なんと2017年からの4年間で倍以上もの規模になっているんです。
たしかにシンプルな“ほうじ茶”という飲み方だけでなく、ほうじ茶ラテやスイーツなど、工夫を凝らした楽しみ方をよく目にするようになりました。
では「ほうじ茶を缶やペットボトルで買うならどの商品を買う?」と聞かれると……パッと思い浮かばない方も多いのでは。
今回キリンことキリンビバレッジ社が行なった調査でも「まだまだカテゴリー買いが主流」でブランドの指名買いはまだまだ少数派だそう。では今回リニューアルされた「キリン 生茶 ほうじ煎茶」の場合、リニューアル前はどのくらい売れていたんでしょうか?
実は2020年9月から販売されていて、4カ月間で193万箱も売れたというヒット商品!これは指名買いしてる人も既にいるのでは……?そんな「キリン 生茶 ほうじ煎茶」が2021年9月14日、さらにおいしくリニューアルされるということでFOOD-IN編集部も発表会に参加してまいりました。
生茶ファンも納得のあまみと香り。そのヒケツは新製法にあり
一般的なほうじ茶を想像しながら「キリン 生茶 ほうじ煎茶」飲んでみると、思ったよりかなりすっきりした印象。香ばしさもガツンとくるというよりは、鼻の奥から繊細に“香る”ような。生茶の特徴でもある“あまみ”も感じます。
個人的には「毎日いろんなシーンで、ごくごく飲む」ことを考えると、強いインパクトがあるものよりは「キリン 生茶 ほうじ煎茶」のようなやわらかさがちょうどいいかも、と感じました。
そして発表会に参加してわかったのは、キリン開発担当者さんの並々ならぬ努力がつまっている一品だということ。抽出方法やブレンド方法を変えて試行錯誤を重ねたのち、さらに150パターンほどの試作を繰り返したそう!
紆余曲折の末にたどりついたのが「新・“ひきたつ香り”製法」と名付けられた方法。茶葉・棒茶にくわえて細かく挽いたほうじ茶葉をくわえて一緒に抽出することで、あまみと香りを一層引き立てることに成功したんだとか。あまみと香り!どちらも感じた自分の感想、結構あっててうれしいです。
実際に飲んだ人からも「香りがよく、味もスッキリしていてバランスが良い好きな味」「香ばしい味がして美味しい。後味がすっきりして飲みやすくて好き」「ほうじ茶の香りが強く、味が濃く、飲んだ後の後味もよい!」などの声が上がっています。
共通して「すっきり」「後味の良さ」に関する声が見受けられますね。言い方を変えると「余韻を感じる」といったところでしょうか。
お茶ソムリエ気分?いろんな食べ物とあわせてみよう
さて、冒頭で「日々いろんなシーンで飲むにはちょうどよさそう」とお伝えしましたが、今回の発表会ではさまざまな食べ合わせも紹介されました。香ばしさがありながらも爽やかさがあることで食事の邪魔にならず、幅広い食べ物と合わせやすいんですって。ほう、マリアージュってやつですね。俄然飲み比べたくなってきました……!
メジャーなところだとたまごサンドイッチや鮭おにぎり、唐揚げなど。コンビニで見かけたらあわせ買いして試してみると良さそうです◎
また香ばしさが味の相乗効果につながるとのことで、モンブランケーキやスイートポテトといった秋らしい味覚もおすすめに。普段なにげなく飲むお茶ですが、このように意識して飲み比べてみるのも面白いですね。
ご紹介した「キリン 生茶 ほうじ煎茶」は2021年9月14日より販売スタート。全国のコンビニエンスストアや量販店、一部ECにて展開されます。見かけたら要チェック!
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