FOOD-IN編集部が注目の飲食店をピックアップ!今回は、2020年10月にオープンした「北京ダックマニア」をご紹介。本格的な北京ダックがカジュアルに楽しめます。2021年9月24日(金)から登場する、見た目も美しい3種の花茶も必見です!
北京ダック専門店「北京ダックマニア」って知ってる?
JR品川駅高輪口より徒歩3分の飲食店街「品川横丁」内に昨年オープンした「北京ダックマニア」。
中国では大衆食として親しまれている「北京ダック」を日本でももっと気軽に楽しんでもらいたいという想いから、本格的な北京ダックをリーズナブルな価格で提供する同店。
実はこちら、「ミシュランガイド東京2019」にも掲載された「ギョウザマニア」や「小籠包マニア」などの人気店を展開するマニアプロデュース社が手がけているんです!そう聞くとますます期待が膨らんじゃいますが、今回はFOOD-IN編集部も試食会にお招きいただいたので、その様子とともに同店の魅力をくわしくご紹介していきます!
本場の雰囲気が味わえる、おしゃれな店内
早速お店に向かうと、まず目に留まるのは店先に吊るされている鴨。本場・中国から輸入した回転式の機械でじっくりと乾燥させているんだそう。
店内はゆったりとしたソファ席とさくっと楽しめるカウンター席のどちらも用意されているので、シーンにあわせて利用できそうです。
中国から取り寄せたインテリアや雑貨が並べられアジア感が演出された空間は、ちょっとした旅行気分も味わせてくれます。
名物は「北京ダック」!お通しもぬかりなし
名物「北京ダック」の前にまずご紹介したいのが、お通しとして提供される「薬膳カモスープ」です。
もともと一品料理のひとつとして検討されていたこちらのスープ。みなさまに召し上っていただきたいとの想いからお通しとして提供されることに!
実際にいただいてみると、ひと口含んだ瞬間に鴨の脂の旨味がじんわりと広がります。おいしい!このあとの北京ダックと同じカモが使われていると考えると、わくわく感も高まります。早く食べたい〜!
スープには名前のとおり9種類の薬膳が入っていますが、食前に飲むことで食欲増進や胃もたれを防ぐ効果が期待できるんだとか。たしかに飲みすすめるうちに体がポカポカとあたたまり、食欲が湧いてきました。
口もうるおい、おなかの準備もしっかり整ったところで、早速「北京ダック」をいただきましょう!
どん!
こちらは切り分ける前の状態のカモ。
日本では皮だけを食べるイメージが強いですが、本場・北京では身の部分も食べるんだそう。同店も本場にならって、ていねいに下処理を施し、皮と一緒にむね肉・もも肉を切り分けて提供してくれます。
お店の方におすすめの食べ方も教えていただいたのでご紹介!まずカオヤーピンという薄い皮の上に、きゅうり、ねぎ、鴨の皮と身をのせ、自家製の甜麺醤ダレをたっぷりとかけます。
さらにお好みで揚げ春巻きの皮とごまを散らして包み、完成。
お肉が本当にジューシーで鴨特有のくさみがまったくなく、驚きました。コクのある甜麺醤ダレが鴨の旨味をひきたてていて、シャキっとしたきゅうりやねぎ、カリカリの春巻きの皮などそれぞれの具材の食感も楽しい一品となっています。
ちなみに大きさは以下のとおり3種類から選べます。
大きさ | 目安 | 税込価格 |
---|---|---|
小 | 2人前 | 2178円 |
中 | 3〜4人前 | 3278円 |
大 | 4〜6人前 | 4928円 |
1人あたり1000円前後で楽しめる計算。ハイクオリティかつ身もついてくるのでボリュームもばっちりでこのお値段ですから、かなりリーズナブルなことがわかります。これはかなりの満足度◎
北京ダックだけでなく、コリコリポリポリと音が聞こえるほどの歯ごたえが楽しめる「価格が高いクラゲの冷製」(税込638円)や「イカとセロリの炒め物」(税込968円)など、おつまみにも最適な一品料理の数々も揃っています。
中でも他ではなかなかお目にかかれないなと思ったのが「焼豚とブルーチーズ」。
特製甜麺醤ダレに漬け込み、表面にハチミツを塗って焼き上げた焼豚に、塩気のあるブルーチーズを添えた一品です。その甘じょっぱい味わいがやみつきに!お店に訪れた際はぜひこちらも味わってみてくださいね。
3種の花茶が新登場!
さらに注目したいのが、2021年9月24日(金)からはじまる新ドリンクメニュー「花茶」。花茶とは、中国で広く親しまれている花を用いたお茶のことで、きれいな花の姿や香りも一緒に楽しめるのが魅力です。
「北京ダックマニア」では「薔薇茶」「金木犀の工芸茶」「ミックス花茶」の3種類がラインナップ。
ウーロン茶をベースに2種類の薔薇を組み合わせた「薔薇茶」は、ローズの香りとともにほのかな酸味が感じられ、すっきりといただけます。
「金木犀の工芸茶」は、緑茶の中に花を入れてボール状にしたものが入っていて、しばらく眺めていると、ふわあっと黄色い花が開く様子も楽しめます。
タンポポやクコの実、ナツメ、干しぶどうなどが入った「ミックス花茶」は、レモンティーのような味わい。北京ダックとの相性も良さそうです。
美しい花の姿を見ながら、食後にほっと一息つける花茶は、これからの季節にもぴったり。
みなさんも「北京ダックマニア」で、本格北京ダックと花茶の組み合わせを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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