FOOD-IN編集部が注目の飲食店をピックアップ!今回は“あの”人気寿司チェーン「がってん寿司」が手がけ、2021年12月10日(金)にOPENしたばかりの新ブランド「がってんカルビ」をご紹介。回転寿司で培われたノウハウが存分に活かされた“新しい焼肉店”の誕生です…!
新・焼肉ブランド「がってんカルビ」が12/10OPEN!
2021年12月10日(金)、埼玉県・熊谷に新しい焼肉ブランド「がってんカルビ」がOPENしました!
店名でお察しの通り、こちらは人気寿司チェーン「がってん寿司」の姉妹ブランド。お店の看板には同ブランドおなじみの字体で「がってんカルビ」の文字が、そしてマスコットキャラクターである「がってん親父」が“焼肉”の文字を掲げています。
なんでも「がってんカルビ」は数ある姉妹ブランドの中でも初の焼肉業態にして、がってん寿司で長年培われた回転寿司のノウハウを活かした“特別な”店舗なのだそう!これは気になります…!
ということで!今回FOOD-IN編集部は、運営会社である株式会社アールディーシーを直撃。「がってんカルビ」のブランド立ち上げプロジェクトから担当し、同社のCMO(最高マーケティング責任者)も務めてらっしゃる青木さんにその魅力をたっぷりと伺いました。
コンセプトは“手の届く贅沢”
「がってんカルビ」があるのは埼玉県・熊谷駅から徒歩6分ほど、大通り沿いで車のアクセスもしやすい場所に位置しています。駐車場スペースもしっかり完備◎
席は4名席と6名席をメインに19卓、数にして100席ほどにもなる広々としたつくりになっています。のれんで半個室になっている席がほとんどなのも、このご時世嬉しいですね!
「がってんカルビのコンセプトは“手のとどく贅沢”。これは今までがってん寿司や他ブランドでも理念にしてきたことではありますが、新たな挑戦となる今回もここはブレないで貫き通そうという決意のもと改めて掲げています」。(青木さん)
活かしたのは長年培った3つのノウハウ
前述したとおり、「がってんカルビ」はこれまで同社ががってん寿司や他ブランドで培ってきたノウハウを存分に活かしたいわば“集大成”のようなお店。
では具体的にどんなことを活かしたのか?くわしくみていきましょう!
活かしたノウハウ①:新回転寿司として進化してきた「配膳システム」
ノウハウを活かしたという点で最も特徴的なのが「スマートレーン」です。スマートレーンといえば、タッチパネルで注文すると商品がレーンにのって自分の元まで届く、スマートかつ便利な代物。コロナウイルスの流行から非接触という面も注目されています。
そんなスマートレーン、言わずもがな元々のルーツは回転寿司にアリ。そう、長年回転寿司に携わってきた同社にとってはまさに“得意分野”なのです。
さらに新回転寿司レーンに関しては10年以上も前から、商品をよりスムーズにお客様の元へ届けるためのシステムを使用してきた同社。「がってんカルビ」ではその10年以上の経験から得たノウハウを活かし、細かい改善を重ねた“最新のスマートレーン”を導入しています。

こちらは、承知の助イオンモール羽生店で導入している初期型の配膳レーン。


一方こちらが今回「がってんカルビ」で導入された最新スマートレーンです。旧型のレーンシステムに比べテーブル回りがスッキリ!清潔感もあって商品がレーン上を通るのもよく見えます。
パネルで注文したものが手元に自動に届く、そしてなにより食べたいメニューがスマートに登場する様子は楽しさもあってじゃんじゃん頼みたくなっちゃいますね。まさにがってん寿司だからこそ実現した姿です…!
活かしたノウハウ②:“エンタメ性”で肉切り場が見える!
がってん寿司で培ったノウハウは、さりげないお店のつくりにも。
「がってんカルビ」の店内に入るとまず目に入ってくるのが、ガラス壁で仕切られた肉切り場。まるでステージパフォーマンスのように職人作業の一部が見えるようなつくりになっているのです。
「お客様の目の前で魚を裁いたり握ったりという回転寿司で培われた“エンタメ精神”を応用した」というこのアイデア。
スマートレーンで便利さはおさえつつ、人の温かみやがってんらしさも感じられるよう、普段お客様が目にしない職人作業の一部を見てもらおうという心配りが体現されています。
「職人技をお披露目することで、お連れのお子様にも楽しんでいただけるのではと思っています」。(青木さん)
デパ地下などでもしばしばみかけるスケルトンスタイル。たしかに作業している様子って、なんだか面白くて見てしまうんですよね。筆者も子供のころはよくガラスにはり付いていたものです。
しかも焼肉店で職人さんがお肉を切っている姿というのは、なかなかお目にかかれないもの。お子様にかぎらず大人もついつい釘付けになってしまうことでしょう…!
青木さん曰く「肉切りのシーンだけじゃなく、石焼ビビンバなどのサイドメニューを作っているシーンも一部みることができる」のだそう!
便利さや美味しさだけじゃなく、こういったエンタメ性もぜひ体感してみてくださいね◎
活かしたノウハウ③:専門店の本格レシピをそのまま採用!
じつは寿司業態以外にも、様々な分野にチャレンジしてきた同社。これまで韓国料理店やとんかつ専門店などの運営を経験しており、寿司以外にも幅広いノウハウを持っているんです。

「たとえば、サイドメニューとして揃えている牛テールスープやチヂミ。これらはかつて運営していた韓国料理専門店で細部までこだわって作り上げたレシピをそのまま活用しました。
様々な業態を経験してきた私たちだからこそ、サイドメニューもしっかり本格的なレシピでご提供できるんです」。(青木さん)

メニューには雪室熟成されたお肉なども。これは運営しているとんかつ業態で雪室熟成の牛肉を使っていたことがきっかけになっており、その美味しさを知っているからこそ今回あらためて採用されたのだそうです。
「がってんカルビ」で楽しめるお肉は、山形県産の厳選和牛をメインに豚や鶏なども広く、そしてリーズナブルにラインナップ。平日限定のランチは968円(税込)からと、かなりお手頃に本格焼肉が楽しめるようになっています。


期待していた“あれ”も…!
「がってん寿司が手がける焼肉店」と聞いてちょっと期待していた“あの”メニュー。

やはりありました「肉寿司」!
牛肉や豚肉などのお肉を白米(新潟魚沼産コシヒカリ)にのせて寿司風にしていただく肉寿司は、お子様にも大人気のメニューですよね。「がってんカルビ」では、和牛握りや牛の手巻き寿司など、さすが寿司屋と言わんばかりのバリエーション豊かな肉寿司が用意されています。

がってん寿司の名物「穴子一本勝負」の焼肉バージョンとして考案された「豚カルビ一本握り」も必食の一品!分厚い豚バラ肉を一本まるっと寿司に仕上げた、インパクトも食べ応えも抜群のオリジナル肉寿司です。
寿司屋が作る本格肉寿司、たんとご賞味あれ!
複数人利用に嬉しい大皿から、食べ比べのしやすい盛り合わせまで
メニューにはそのほか、複数人向けの大皿や和牛の部位が少しずつ楽しめる盛り合わせなども。プライベートが守られた半個室の座席で家族とわいわい楽しむもよし、日々のご褒美としてちょっと贅沢に楽しむもよし。ファミリーからお一人様まで、様々なニーズに応えたメニューが揃います。


また、オープン時は店内飲食が中心となりますが、ゆくゆくは焼肉弁当や肉寿司などのテイクアウトも検討しているとか。こちらも楽しみですね!
魚か肉を食べたいときは「がってん」。
最後に、これから先「がってんカルビ」をどんなブランドにしていきたいかを伺うと「がってん寿司のように多くのお客様に、そしてその地域に愛されるようなお店つくりをこれから先も行なっていきたい」と笑顔で答えてくださった青木さん。
「今日は魚が食べたいから「がってん寿司」、今日はお肉が食べたいから「がってんカルビ」というように、魚か肉を食べたいときは「がってん」を選ぶ。と言っていただけるようなブランドに成長させていきたいと考えています」。(青木さん)
現時点で「がってんカルビ」を体験できるのは第1号店である熊谷店のみとなりますが、店舗数の拡大も視野に入れているそうですよ。ぜひとも実現してほしいですね!
これまでも様々な挑戦を積み重ね、多くの人に親しまれるお店作りを行なってきたがってんブランド、そしてその新業態「がってんカルビ」。今後も目が離せません!
12/31までの期間限定!オープン感謝祭を実施中
「がってんカルビ」では現在、熊谷店の開店を記念してオープン感謝祭を実施中。
本記事でもご紹介した「和牛<厳選>部位5種盛【匠】(2人前)」(通常価格 税込3,828円)が、クーポン利用でなんと500円引きの税込3,278円でいただけちゃうのです!
2021年12月31日(金)までの期間限定なので、この機会をお見逃しなく。
くわしくは公式HPにてご確認ください
がってんカルビ熊谷店
〒360-0037 埼玉県熊谷市市筑波1丁目115
平日11:00~15:00/17:00~22:00/土日祝11:00~22:00
048-577-8933
「飲食トレンド最前線 スペシャル」連載一覧はこちら
めまぐるしく移り変わる飲食業界。
タイムリーなトピックスや、一歩さきゆく飲食店のご紹介など、さまざまな角度から“最前線”を切り取り。より深く掘り下げた記事を「スペシャル」として展開しています。

written by
FOOD-IN編集部
FOOD-IN編集部ライターが未来の飲食店をつくるための経営ノウハウをどのメディアより”分かりやすく”をモットーにお届けします。