FOOD-IN編集部が注目の飲食店をピックアップ!今回は、居酒屋チェーン「九州名物 とめ手羽」をご紹介します。全国からあげグランプリ®・手羽先部門にて4度の最高金賞を誇る手羽先の「とめ手羽」を看板メニューに、鶏を活用した数々の料理で九州の味を届け続ける同ブランドについて、その魅力を深堀していきます。
居酒屋チェーン「九州名物 とめ手羽」
「九州名物 とめ手羽」は、九州料理を中心としたラインナップで、サラリーマンから家族連れまで幅広い層から人気を集める九州系居酒屋チェーン店です。誕生から16年間、“九州の味”を究め続ける同ブランドは、現在全国で25店舗展開しています。
「九州名物 とめ手羽」といえば有名なのが、日本のナンバーワン唐揚げを決める祭典「全国からあげグランプリ®」の手羽先部門にて、最高金賞4回と13年連続金賞を受賞した看板メニューの手羽先「とめ手羽」。数多くのメディアやSNSで紹介されているので、ご存じの方も多いと思います。
手羽唐文化が根強い地域をおさえ、輝かしい成績をおさめ続ける「とめ手羽」はいったいどのように作られているのか?10年以上変わらない美味しさを維持し続ける秘密はどこにあるのか?
今回は、日本一の手羽先「とめ手羽」の魅力と作りのこだわりについて、株式会社フェリックス・西日本統括部長の藤原さんにお話をうかがいました!
「とめ手羽」おいしさの秘密とは?
もともと手羽先「とめ手羽」は、“九州料理とお酒を提供する”というブランドコンセプトのなかで、なにか看板になるものが欲しいという考えのもとで生まれたメニュー。
「使う素材から揚げ方まで試行錯誤を重ねた手羽先は、外はカリッと中はふっくらジューシーに、一度食べたらとめられないクセになる味わいの深さが特徴です」。(藤原さん)
味の展開は4種類。
まずは定番!塩味ベースの「とめ手羽」
まずは塩味ベースの最もスタンダードな手羽先「とめ手羽」。数種類の特製の塩をブレンドした"秘伝の味付け”がほどこされており、大人のみならずお子様にも大好評なお店の看板メニューです。
秘伝の甘ダレを堪能!「あま手羽」
「あま手羽」は揚げたての手羽先に、創業以来継ぎ足しを重ねて熟成された甘ダレをたっぷり絡ませた手羽先。手羽の肉汁がタレの味に深みをもたらし、濃厚な味わいが楽しめます。
スパイシーさがクセになる!「から手羽」
「から手羽」は2020年に登場した比較的新しい手羽先。唐辛子と山椒でスパイシー仕上げられたそのお味は、ぴりりと広がる絶妙なしびれ感のなかに手羽先のたしかな旨みを感じ、まさに“クセになる”逸品です。
注目の新商品!「ひえ手羽」
先日登場したとめ手羽ファン待望の新作「ひえ手羽」は、あま手羽をベースに揚げた手羽先を凍らせ、そのまま凍った状態で提供されるという斬新な一品。身の部分の骨を抜いてあるので一気にがぶりと食べられる新感覚の手羽先となっています。
テイクアウトもおすすめ
「とめ手羽」の手羽先はテイクアウトもOK。夕飯のおかずや晩酌のお供にもぴったりです。手羽先は食べる前にオーブントースターで軽く焼くと、カリッとジューシーで美味しく仕上がるのでぜひお試しください◎
提供できるのは「手羽マスター」認定者だけ!
飲食のチェーン店ではそれぞれのお店で異なる人が料理を作るため、店舗により味に若干の差を感じるのはよくあることです。それが「とめ手羽」ほどこだわり深いメニューとなると、違いが一層はっきりと現れるのでは?と思いますよね。
しかし「とめ手羽」はどの店舗で購入しても全く同じ味わいなんです。
その背景には、厳しいルールと細かいチェック項目をクリアした者のみに与えられる社内認定資格「手羽マスター」と「手羽マスターアドバイザー」の存在があります。
「「手羽マスター」は独自の筆記試験と実技試験を通し、審査員が合格と判断した人に認められる社内資格です。これはライセンスのようなもので、「手羽マスター」は自身で作った手羽先をお店で出すことと、アドバイザーとして他のスタッフに作り方を教えることが許されます。逆に言えば、「手羽マスター」にならなければお店で手羽先を提供することはできません。これはいつどのお店で味わっても同じ最高レベルの味を提供していくために、ブランド立ち上げ時から続けている我々のこだわりです」。(藤原さん)
認定試験では塩加減や火の通り具合といった味以外にも、色、香り、表面のパリパリ感、中身のふっくら感、さらには盛り付け方までもがみられる対象だそうで、「とめ手羽」をお客様に提供する上で欠かせない、細かなこだわりが審査項目となっています。
合格率はなんとたったの3割。それだけ内容が厳しく狭き門であり続けるのには「とめ手羽」のクオリティ維持・向上を徹底し、お客様ひとりひとりに満足していただきたい!という強い想いが込められています。
手羽先だけじゃない!「九州名物 とめ手羽」がつくる創作料理にもご注目
「九州名物 とめ手羽」といえば手羽先が有名ですが、実は創作料理のバリエーションも超豊富。素材から調理方法まで一品一品、手羽先に引けを取らないほどのこだわりがつまっているんです。
熟成鶏の低温調理刺し
「熟成鶏の低温調理刺し」は独自の製法で低温調理した鶏肉を塩や醤油でシンプルにいただくオリジナルメニュー。ポイントは低温でじっくりと火を通すことで鶏刺しよりも安全かつ、鶏本来の旨味と柔らかさがぐっと引き出されていること。高タンパクで低カロリーなので、ダイエットや健康管理で食事に気を遣っているという方にもおすすめですよ◎
国産牛もつ使用 博多もつ鍋
九州料理と言ったらやっぱりこれ!「博多もつ鍋」です。「九州名物 とめ手羽」でいただくもつ鍋は厳選した国産牛もつのみを使用しており、ぷりっぷりの小腸のみを使って本場博多ならではの味わいに仕上げられています。
「もつ鍋メニューには、ちゃんぽん麺や雑炊セットなどの〆もしっかり用意しています。具材のうまみが溶けだした鍋汁を最後まで存分にお楽しみください」。(藤原さん)
お家ではなかなか食べられない、本場九州の味もぜひ楽しんでみてくださいね。
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「とめ手羽」を日本各地で楽しめるように
全国からあげグランプリ® 手羽先部門にて、4度の最高金賞と13年連続の金賞を誇る手羽先「とめ手羽」。
最後に今後挑戦していきたいことについて藤原さんに伺うと、
「とめ手羽を全国に広げたいという気持ちがあり、店舗拡大はもちろん商品のフランチャイズ化にも力を入れていこうと考えています。もちろん、フランチャイズにしてもそのクオリティは落としません。社内の手羽マスター制度同様の徹底した研修体制で、ブレない美味しさを日本各地で楽しんでいただけるようがんばります」と意気込みを語ってくださいました。
日本一の手羽先「とめ手羽」の今後の活躍に期待が高まります!
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written by
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