飲食店の“モバイルオーダー需要”ってどうなの?最新動向をふまえて徹底解説

近年飲食業界での活用事例が増加しているモバイルオーダー。マクドナルドやスターバックスをはじめ、数多くの飲食企業が業務効率化や利便性向上を目的に、モバイルオーダーを導入しています。

では、そもそも利用されるお客様側にモバイルオーダーの需要はあるのでしょうか。
今回は、お客様のモバイルオーダー需要の有無とその理由について解説します。

モバイルオーダーとは?

店内型モバイルオーダーを利用する女性

モバイルオーダーは、お客様が自身のスマートフォンやタブレット端末を使用して、料理などを注文するサービスの総称です。 スマホ注文、スマホオーダーなどと呼ばれる場合もあります。

モバイルオーダーの種類やメリットはこちらの記事でも

モバイルオーダーとは?導入するメリット・デメリットを店舗/お客様側視点で徹底解説
モバイルオーダー導入の飲食企業8選!活用法や導入メリットも紹介
モバイルオーダー13個のメリット!飲食店が今モバイルオーダーを導入する理由とは?
モバイルオーダーのPOS連携について解説!仕組みからシステム選定のポイントまで
​​モバイルオーダーの仕組みを解説!システム構造から飲食店側のオペレーションまで

お客様の“モバイルオーダー需要”が増加傾向な理由とは

飲食店を利用する女性グループ

飲食店にとって数多くのメリットが存在するモバイルオーダーですが、お客様側にもメリットは多く、モバイルオーダーの需要は年々増加しています。
お客様のモバイルオーダー需要が高まっている背景や理由について解説します。

需要背景①:新型コロナウイルスの感染拡大ををきっかけとしたテイクアウト需要の増加

新型コロナウイルスの感染拡大により、社会環境や日常生活は大きく変化しました。
緊急事態宣言の発令や外出自粛の呼びかけに伴い、人々の外食機会が減る一方、大きく需要が高まったのが、テイクアウトです。

株式会社ぐるなび「飲食店のテイクアウトに関する調査レポート」によると、緊急事態宣言後の2020年4月~5月にかけてテイクアウトを利用したと回答した人は約6割、テイクアウト利用が増加したと回答した人は全体の約4割という結果でした。

株式会社ぐるなび「飲食店のテイクアウトに関する調査レポート」
株式会社ぐるなび「飲食店のテイクアウトに関する調査レポート」より

調理が不要・お店の味を家で楽しめる・人との接触が少ないなどのメリットがあるテイクアウトですが、注文のためレジに並ぶ必要がある・出来上がりに待ち時間が発生するなどのデメリットがあるのが難点でした。
そこで注目を集めたのが店外型モバイルオーダーです。

店外型モバイルオーダーは、お客様が来店前に注文と決済を行う事で、レジへ並ぶ手間や店舗での待ち時間が省略され、お客様は時間を有効活用しながらテイクアウトを利用することができます。
また、好きなタイミング・場所で、ゆっくりとメニューを見ることができるため、後ろの人を気にすることなく自分のペースで注文することができます。

テイクアウトを便利に利用するツールとして、モバイルオーダーを利用したいという需要の声が高まっています。

需要背景②:新型コロナウイルスの感染拡大による非接触需要の増加

新型コロナウイルスの感染拡大により、飛沫感染防止のために極力人との接触を避ける行動が一般化すると、飲食店に対しても、感染防止対策のひとつとして「非接触」が求められるようになりました。

飲食店における非接触需要の高まりに伴って、需要が増加したのがモバイルオーダーです。
モバイルオーダーは、お客様が自身のスマホやパソコンで注文や決済を行うため、スタッフとの接触が大きく減ります。

新型コロナウイルスの感染防止対策がされているかどうかが、お客様の店舗を利用する理由の一つとなるなか、安心して飲食店を利用するためにモバイルオーダーを利用したいという声は多く聞かれています。

需要背景③:「モバイルオーダー」の認知度の向上

予約ラボ「モバイルオーダーの認知度調査」より
予約ラボ「モバイルオーダーの認知度調査」より

モバイルオーダーの認知度は、ここ数年で大きく向上しました。

きっかけの一つは、マクドナルドとスターバックスが2019年にモバイルオーダーサービスの提供を始めたことです。
利用者数の多いマクドナルドとスターバックスが、同年にモバイルオーダーサービスを始めたことで認知は一気に広がり、その後吉野家・丸亀製麺・ガスト・スシローなど多くの大手飲食店が導入し始めると、利用機会の増加によりモバイルオーダーの認知度はさらに向上しました。

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モバイルオーダー導入の飲食企業8選!活用法や導入メリットも紹介

予約ラボが行なった「モバイルオーダーの認知度調査」によると、「モバイルオーダー」という言葉の認知度は、2020年が全体の34%だったことに対し、2021年には62%と過半数を占める割合に上昇した結果となっています。

需要背景④:モバイルオーダーの利用のしやすさ

モバイルオーダーの利用のしさやすさも、需要が高まっている一つのポイントです。

モバイルオーダーは、日頃利用しているインターネットブラウザやスマートフォンのカメラアプリなどから、メニューページへ移動し、画面に沿って進むと簡単に注文する事ができます。

店外型モバイルオーダーの場合は、飲食店の公式SNSやアプリ、Googleマップなどから店舗を探し、それぞれのサイトやアプリに設置してあるリンクより注文が可能です。
日頃から慣れ親しんでいるツールから簡単に利用することができるため、多くの方が利用しやすい仕組みになっています。

店内型モバイルオーダーの場合は、テーブルに備え付けられているQRコードをスマートフォンのカメラで読み取るとメニューが表示され、注文が可能になります。QRコードの読み取りは、QRコード決済の普及もあって慣れている方も多く、専用アプリも不要であるため、多くの方が簡単に利用できます。

直感的な操作性も、利用のしやすさのひとつ

モバイルオーダーの画面は直感的に操作できる仕様が多く、初めての方でもスムーズに使えるケースが多いという点も、モバイルオーダーが利用しやすいと評価を受けるひとつの理由です。

需要背景⑤:利用者満足度の高さ&リピート促進

株式会社ぐるなび「モバイルオーダーの利用実態調査」より
株式会社ぐるなび「モバイルオーダーの利用実態調査」より

モバイルオーダーは利用者満足度が高く、利用された方はリピート利用にも意欲的な傾向があります。

2022年6月に株式会社ぐるなびが発表した「モバイルオーダーの利用実態調査」によると、モバイルオーダー利用の満足度は88.0%となっていました。また、「モバイルオーダーを今後も利用したい」と答えた人は90.6%という結果がでています。

理由は「待ち時間がかからないから」「店員が忙しそうでもすぐに注文できるから」などが多く、1回目の利用で便利さを知った利用者は、2回目以降のモバイルオーダー利用にも前向きな姿勢をみせています。

モバイルオーダーを利用する機会が増え、利便性を感じたお客様が増えた結果として、お客様のモバイルオーダー需要が増加傾向になっています。

モバイルオーダーは飲食店のメリットも豊富

お客様の間で需要が高まっているモバイルオーダー。飲食店側のメリットも様々です。

注文受付・会計業務が削減できる、顧客情報をリピート促進に活かせる、顧客情報をリピート促進に活かせる、インバウンド対策になるなど、飲食店にとってのメリットも大きいモバイルオーダーは、導入を検討する飲食店が年々増加しています。

モバイルオーダーのメリットについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
モバイルオーダーとは?導入するメリット・デメリットを店舗/お客様側視点で徹底解説

まとめ

モバイルオーダーを利用する女性

モバイルオーダー需要の背景について解説しました。

お客様からの需要があり、飲食店にとってもメリットが大きいモバイルオーダーは、今後さらに活用が広がるとみられています。

飲食店において当たり前のサービスになる日も近いかもしれません。
ぜひ自店舗での導入を検討してみてください。

>>>4500店舗導入実績のモバイルオーダーシステム O:derPlatform

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written by

FOOD-IN編集部

FOOD-IN編集部ライターが未来の飲食店をつくるための経営ノウハウをどのメディアより”分かりやすく”をモットーにお届けします。