焼肉店の売上UPは"差別化"がカギ!忘れられない店になる秘訣とは

加速する焼肉ブーム。焼肉需要の大きさに注目した飲食企業の業態転換や、既存店の拡大により焼肉店の出店が相次いでいます。

数ある焼肉店から自分が運営している店舗を選んでいただくには、ライバル店との「差別化」が重要なカギになります。
今回は、ライバル店に打ち勝つための「差別化」について、くわしく解説します。

ライバル焼肉店と差別化するポイントは5つ!おすすめは?

ビールを渡す女性スタッフ

ライバル焼肉店と差別化するポイントを、ここでは大きく分けて5つ挙げます。

<焼肉店の差別化ポイント>
①味
②品揃え
③価格
④設備(内外装)
⑤おもてなし

この5つポイントの中で、今回オススメするのは「⑤おもてなし」による差別化です。

おもてなしは店舗ごとに差が出やすい部分ですが、食材や設備などの準備もほぼ無く、すぐにでも実行できる取り組みやすさがあります。

また、コロナをきかっけに内食や中食という食の選択肢が増えたいま、外食に求められているのは、その店舗に行かないと味わえない“体験”です。
スタッフによるおもてなしは、お客様にとって店舗だからこそ得られる魅力的な“体験”になります。

では、ライバル店との差別化につながるおもてなしには、どんな例が挙げられるでしょうか。

差別化につながる!焼肉店のおもてなし例

焼肉の和民

肉の焼き方アドバイス

肉の焼き加減・返しの回数・焼き時間などのアドバイスは、肉をおいしく食べられるだけでなく、お客様にとって店舗だからこそできる“体験”にもなります。

この肉をおいしく焼くには、網のはしっこに乗せてじっくり火を通すことがコツです!
片面の焼き色がつくまでじっくりと焼き、肉特有の反りが確認できたら裏返します。両面焼き色がついたら、肉汁を閉じ込めていくイメージで側面をさっと焼いてみてください!

記念日プランの充実

焼肉店は、誕生日や記念日など特別な日の需要が多いため、記念日プランを充実させることもおもてなしの良い例です。

具体的には…
・見た目が豪華な肉ケーキや肉パフェの提供
・乾杯ドリンクのサービス
・デザートプレートのサービス
・スタッフによる記念撮影
・照明やBGMのサービス  など

細かな接客

焼肉店は、網の交換・タレの補充・ナプキンの提供など、スタッフがお客様の様子をよく観察すると気遣える場面はたくさん。
気づいた点があれば積極的にお声がけするような細かな接客を行うことで、お客様の満足度を高めることができます。

飲食店としてあたりまえに感じる細かな接客ですが、その効果は絶大です。
一見小さな気配りでも、人だからこそできる温かみのある接客には、ライバル店との差別化につながるほどの効果が期待できます。

たとえば、「焼肉の匂いがつかないよう上着の預かりを提案してくれた」「小さい子供と心おきなく楽しめるよう個室を案内してくれた」など、スタッフのおもいやりの気持ちから受けた気遣いはお客様の記憶によく残ります。
そして、また焼肉店に行きたいと考えたとき、「あのお店に温かいおもてなしをしてもらったな」という記憶があれば、その店舗を思い浮かべる可能性は自然と高まります。

おもてなしの時間をつくるには、業務効率化が必要

配膳ロボット

スタッフがお客様ひとりひとり丁寧におもてなしをしていくためには、時間が必要です。
具体的には、注文の受付や会計などの通常業務を効率化し、おもてなしにかける時間をなるべく多くつくる必要があります。

そこでおすすめなのが、配膳ロボットや卓上タブレットといったDXツールの活用です。

DXツールを活用することで、スタッフは注文の受付や会計といった作業をツールに任せ、お声がけや気遣いといった人だからこそできるおもてなしに注力することができます。

焼肉店ですすむ、DXツールの活用

業務効率化を目的にDXツールを導入する焼肉店は増加中。

たとえば、焼肉チェーン大手「焼肉きんぐ(株式会社物語コーポレーション)」では、配膳ロボットと卓上タブレットを導入しています。
同社では、これらDXツールの活用で注文の受付と配膳業務を効率化し、スタッフは店内をまわっておもてなしに力をいれています。

DXツールの必要性や種類については、こちらの記事でくわしく解説しています。
飲食DXとは?飲食企業のDX担当者が知っておきたいポイントを解説

飲食DXはコストが懸念…。コストをおさえつつ効果が期待できるツールは?

店内型モバイルオーダー

業務効率化とおもてなし時間の確保につながるDXツールですが、導入コストが割高になってしまうことが懸念点。 基本的にDXツールは、初期費用と月額に、工事代・メンテナンス代・電気代などの諸経費がかかるケースが多く、全店舗導入となると大きな負担になってしまいます。

そこでおすすめなDXツールが、店内型モバイルオーダーです。

店内型モバイルオーダーとは、お客様が自身のスマートフォンで備え付けのQRコードを読み取り、料理メニューを注文するセルフオーダーシステムの一種です。 DXツールの中でも比較的コストがおさえられつつ、効果が期待できるツールとして注目されています。

店内型モバイルオーダーシステム「O:der Table」
店内型モバイルオーダーシステム「O:der Table」と卓上タブレットの比較図

>>>店内型モバイルオーダーシステム「O:der Table」の詳細はこちら

モバイルオーダーをオススメするもう一つの理由は、焼肉店との相性のよさです。
具体的にどんな点がよいのか、くわしく解説します。

焼肉店の特徴とモバイルオーダーがハマる理由

1テーブルあたりの注文回数が多い

焼肉

焼肉店は、1テーブルあたりの注文回数の多さが特徴です。
食べ放題や飲み放題などのコースになると注文回数はもっとふえ、その分スタッフは注文の受付と配膳業務を多くこなしていく必要があります。

店内型モバイルオーダーは、注文をお客様自身が行うため注文の受付は不要です。また、決済機能がついたモバイルオーダーシステムであれば、スタッフの会計業務も必要なくなります。

複数人での利用が多い

焼肉は複数人利用が多い

最近どの業態でもおひとりさま需要が高まっていますが、全体でみると複数人で利用されることが多い焼肉店。 複数人で利用するお客様は、テーブルに置かれたメニューブックを交互に回しながら注文することが多く、利用人数が多いほど注文に時間がかかってしまいます。

店内型モバイルオーダーは、お客様それぞれが手元のスマートフォンからメニューを見て注文することが可能です。 メニューブックが空くタイミングや、スタッフの様子を見はからう必要もなく、全員が好きなタイミングで注文することができます。

1メニューにつき選べるオプションやサイドメニューが多い

焼肉のサイドメニュー

焼肉店は、肉ごとに味付けが選べたり、キムチや冷麺といったサイドメニューが多いため、1回あたりの注文内容が細かくなることがよくあります。
注文内容が細かいほど、聞き間違えによるオーダーミスが発生しやすくなるため、注文を受け付けるスタッフは十分に注意する必要があります。

店内型モバイルオーダーは、お客様自身が注文するため、複雑な注文内容でもスタッフの聞き間違えによるオーダーミスを防ぐことが可能です。

焼肉ブームによる店舗の混雑

焼肉

焼肉店の来店数は、ここ最近の焼肉ブームにより多くなっています。
店舗が混雑するとそのぶんスタッフは忙しくなり、お客様のなかには「スタッフを呼んでも来ない」「スタッフが忙しそうで注文しづらい」などの理由から、注文を諦めてしまう方もいます。

店内型モバイルオーダーは、お客様がいつでも好きなタイミングで注文できるため、注文の取りこぼし防止につながります
注文のしやすさから、客単価UPが期待できるところも嬉しいメリットです。

>>>客単価UPした焼肉店の事例はこちら

“非接触”もポイント!

モバイルオーダーはスタッフを介さず非接触で注文することができるため、感染症対策にも有効です。
>>>コロナ対策としてモバイルオーダーを活用する、焼肉店の事例はこちら

焼肉店のモバイルオーダー成功事例3選

焼肉店で導入されているモバイルオーダー

俺の焼肉(俺の株式会社)

俺の株式会社が運営する「俺の焼肉」では、コロナをきっかけに、より効率的な店舗運営を行なっていくために店内型モバイルオーダーを導入しました。

同店は、モバイルオーダーで効率化した分を顧客満足度向上につなげることを強く意識しており、多言語メニュー機能を利用してインバウンド対策としても活用しています。

>>>「俺の焼肉」の事例をもっとみる

大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん(株式会社一家ダイニングプロジェクト)

株式会社一家ダイニングプロジェクトが運営する「大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん」は、注文の受付以外で差別化を図るため、店内型モバイルオーダーを導入しました。

同店は、月あたり10万円程度の人件費削減とおもてなしの質UPに成功しており、効率的な店舗運営と店舗だからこそ味わえる“体験”の提供を両立させています。

>>>「大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん」の事例をもっとみる

肉屋の台所(株式会社KIDS HOLDINGS)

株式会社KIDS HOLDINGSが運営する「肉屋の台所」は、卓上タブレットと比較してコストが抑えられる点に着目して、店内型モバイルオーダーを導入しました。

モバイルオーダー導入後は、提供スピードUPと店舗の回転率UPに成功しているほか、人手不足の解消にもつなげています。

>>>「肉屋の台所」の事例をもっとみる

焼肉店の実績多数!「O:der Table」が焼肉店に選ばれるポイント

O:der Table

FOOD-INを運営する株式会社Showcase Gigでは、飲食店向けの店内型モバイルオーダーシステム「O:der Table(オーダーテーブル)」を提供しており、焼肉店様にも多く導入いただいています。

最後に、「O:der Table」が焼肉店様に選ばれるポイントをいくつかご紹介します。

「食べ放題」「飲み放題」機能つき

O:der Tableの食べ放題飲み放題機能

「O:der Table」は、食べ放題や飲み放題などの時間限定コースで使える「食べ飲み放題機能」を備えています。

食べ飲み放題機能では、スタッフの専用端末とお客様の注文画面に残り時間が表示されるため、テーブルごとの時間管理が不要になります。 また、LO10分前には終了前の通知が自動で届くため、スタッフがLOの確認にテーブルをまわる必要もなくなります。

>>>「O:der Table」の機能について、もっと知る

肉を“おいしく魅せる” 画面設計

O:der Tableのデザイン

デジタルならではのシズル感あふれるメニュー表現もモバイルオーダーの強み。
「O:der Table」は、料理をおいしく魅せるデザインとお客様の操作性にも定評があります。

>>>「O:der Table」の画面デザインや操作性について、もっと知る

オプション機能で細かい注文にも対応

O:der Tableのオプション機能

焼肉店に欠かせない肉の味付けなどは、「オプション機能」が大活躍。

例えば「特選牛タン」に対し、塩・醤油タレ・レモンなどのオプションをつけることが可能です。焼肉店ならではの細かい注文も、「O:der Table」で対応することができます。

>>>「O:der Table」の機能について、もっと知る

導入実績4500店舗!安心の運用体制

O:der Platform

モバイルオーダープラットフォーム「O:der」 は、大手飲食チェーンから個人店まで、約5000店舗の飲食店様に導入いただいています。

各社様のフィードバックを受けて成長してきたシステムだからこそ、必要な機能を備え、導入後も安心して運用できる体制を整えています。

検討は導入店の話を聞くがいちばん。O:derの導入事例をみる

・吉野家(株式会社吉野家ホールディングス)さま 導入事例
・赤から(株式会社甲羅)さま 導入事例
・RIDE(株式会社バルニバービウィルワークス)さま導入事例

まとめ

焼肉

焼肉店は今後ますます需要が高まると予想されてます。それと同時に、ライバル店との差別化はより重要性を増していきます。

自分が運営している店舗ならではの強みをはっきりさせ、ライバル店にはない魅力でお客様に選ばれるお店作りを目指しましょう!

O:der Tablenバナー


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