すべての飲食店に捧げる、Web上の情報整理のススメ

本連載では、Google ビジネス プロフィール(旧Google マイビジネス)の使い方からスタートして、インターネットで集客をするための「考え方」をたっぷりご紹介。第2回はGoogle ビジネス プロフィールを設定する前にやるべき「インターネット上にあるお店の情報整理の取り組み方」について解説します。

前回の記事はこちら

そもそもGoogleマップって?どんなふうに表示されるの?

インターネット上の情報の取り扱い方

Google ビジネス プロフィールだけでなく、インターネット上に置く情報は「正確に」書く必要があります。まれに、店舗を移転している場合にグルメサイトには新店舗の記載があるのに自社サイトは旧店舗の所在地のままになっているケースがありますが、どちらの情報もしっかり更新しましょう。

Google ビジネス プロフィールの場合「渋谷1丁目1-1 FOOD-INビル2階」のように、数字は全角、丁目は記載してその後の番地などは半角のハイフンでつなぐのがよいとされています。 建物名は必須ではありませんが、特に2階以上などの場合はしっかり記載するとお客様がマップを頼りに訪問する際に迷わずにすみますね。

Google ビジネス プロフィール の住所情報の登録

お店で管理しているWebサイトをカンペキに管理・更新できているお店は多くありません。ただでさえ忙しいのに…という気持ちもわかります。しかし、いまの時代はインターネット上でお店を知り、来店のきっかけとなる人がたくさんいらっしゃいます。お店のカンバンと同じくらい大切なものと考えてください。

一気に変えようとすると時間がかかってしまうかもしれませんので、徐々に更新していきましょう。

SNS一覧
これでも一部。あなたのお店が活用しているサイトやSNSは?

管理手順の例

すでに多くの情報を入力したサイトがある場合

食べログなど、グルメサイトのうちのいずれかの公式情報を充実させているお店は多いと思います。自分のお店で一番しっかり入力したサイトの情報に、他のWebサイトの表記を合わせていくところからはじめましょう。

STEP1 公式情報を多く登録しているサイトはどこ? STEP2 情報を多く登録してるサイトを見直そう STEP3 情報が登録されていないサイトも見直そう STEP4 サイトを決めたら早速トライしよう STEP5 Google ビジネス プロフィールの情報を充実させよう

モチベーションが下がらないうちにGoogle ビジネス プロフィールも着手したい!そんなあなたはSTEP4とSTEP5の手順を逆にしてもOK。途中で投げ出さないことがもっとも大切です。

サイトの更新は一度ではなく定期的にくり返す必要がある重要な作業です。無理に一気にすすめてそれ以降更新しなくなるより、継続して改善し続けることを優先しましょう。

まだあまりWeb上に情報を掲載していない場合

これからスタートする方は、どのサイト、SNSにお店の公式情報を掲載するか決めましょう。 なお、グルメサイトは月額費用が発生するものもあります。まだ検討中の場合は無料で始められるGoogle ビジネス プロフィールから着手してみてはいかがでしょうか。

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FOOD-IN編集部

FOOD-IN編集部ライターが未来の飲食店をつくるための経営ノウハウをどのメディアより”分かりやすく”をモットーにお届けします。