【キャッシュレス決済を導入したい飲食店必見】種類と導入メリットを解説

近年様々な業態で注目が集まっているキャッシュレス決済。導入を考えている飲食店の方も多いと思います。本記事ではキャッシュレス決済にはどんな種類があるのか、手数料はいくらなのか、導入するメリットは何なのか、など飲食店がキャッシュレス決済を導入するために把握しておきたい情報を詳しく解説します。

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キャッシュレス決済の種類

キャッシュレス決済 キャッシュレス決済とは、現金を使わずに支払い・受け取りを行う決済方法のことです。あらかじめ金額をチャージしておく前払い式、利用と同時に口座から引き落としがされる即時払い式、あとから請求がくる後払い式など、支払いのシステムはさまざま。まずは、キャッシュレス決済の中でも代表的な4つをご紹介します。

1. クレジットカード

クレジットカードは、会計時にカードを提示してもらい、あとからお客様に請求する後払い式の決済カードです。株式会社JCBが行った2020年度「クレジットカードに関する総合調査」によると、2020年度のクレジットカードの保有率は86.6%と、2015年以降では最高の数値となり、多くの人がクレジットカードを保有していることが分かります。

JCB「クレジットカードに関する総合調査」
JCB「クレジットカードに関する総合調査」

代表的なブランドと手数料

代表的なブランドとしては「VISA」「Mastercard」「JCB」などがあり、これらは国内外で広く使うことができる国際ブランドと呼ばれています。買い物でポイントが貯まったり、旅行保険が付いていたりする点も特徴です。個人で経営している飲食店の場合、決済手数料は4%~7%ほど。お店の規模が大きくなるほど、カード会社の未収リスクは少なくなるため、手数料の割合も低くなります。

2. デビットカード

デビットカードもクレジットカードと同じく、会計時にカードを提示してもらいますが、異なる点は、利用と同時に口座から利用額が引き落とされる即時払い式の決済カードであるという点です。クレジットカードのような後払い式と比べて支払いが滞る心配はありません。

代表的なブランドと手数料

デビットカードは「VISA」や「Mastercard」「JCB」など、クレジットカードと同じ国際ブランドと銀行のキャッシュカードがそのまま使える「J-Debit」の大きく2種類に分けられます。決済手数料は2%~3%ほどで、「J-Debit」はやや手数料が低めに設定されています。

若年層や主婦層との相性が良いデビットカード

デビットカードの利用率は、全体的みるとまだそれほど高くはありませんが、「即時引き落とし」や「利用上限設定がはっきりしている」などの特徴は、お金の使いすぎが心配な若年層や家計管理を行う主婦層との相性が良いという特徴があります。お店のターゲットが若年層や主婦層であるお店はぜひ検討してみましょう。

3. 電子マネー

電子マネーは、スマートフォンやカードをかざすことで支払いができるサービスです。事前に金額をチャージしておく前払い式と、あとから支払う後払い式があります。

代表的なブランドと手数料

前払い式の代表格は「Suica」や「ICOCA」などの交通機関で使える電子マネー、後払い式の代表格は「iD」や「QUICPay」などの買い物で使える電子マネーで、決済手数料は3%~4%ほどです。

4. QRコード決済

QRコード決済は、スマートフォンや店頭に表示されているQRコードを読み取って支払う方法です。前払い式、即時払い式、後払い式いずれでも支払いが可能で、前払い式の場合は、QR決済アプリに事前に金額をチャージしてその残高を利用します。即時払い式や後払い式の場合は、デビットカードやクレジットカードに紐付けして利用します。

代表的なサービス種類と手数料

代表的なサービス種類としては、「PayPay」「LINE Pay」「楽天pay」などがあります。決済手数料は0%~3%程度で、専用端末も必要ないため、気軽に導入ができる決済方法です。

QRコード決済は各サービスでポイント還元のキャンペーンが頻繁に行われることも大きな特徴です。自分のお店が導入している・導入する予定があるサービスのキャンペーン情報は定期的に確認してみるとよいでしょう◎

飲食店がキャッシュレス決済を導入するメリット

キャッシュレス決済の導入には「現金管理や経理のリスク・手間を減らせる」「衛生面でのリスクが減らせる」「新しいお客様が獲得できる可能性がある」などのメリットがあります。

現金管理のリスク・手間を減らせる

現金決済 現金の取り扱いには、釣銭を間違えたり盗難に遭ったりと、多くのリスクが存在します。また、お店を閉めたあとには売上伝票とレジの現金が合っているか確認をしたり、銀行に売上を入金に行ったりと、さまざまな手間が必要です。こうしたリスクや手間はなるべく減らしたいですよね。キャッシュレス決済を導入し、お客様に多く利用してもらうことで、こうしたリスクや手間は大きく減少します。お客様としても現金を持つ必要がない上、スピーディに支払いができます。

衛生面でのリスクや負担が減らせる

衛生面でのリスクや負担を減らせることも、キャッシュレス決済導入の大きなメリット。多くの人の手を渡ってきている現金は、細菌やウイルスが付着している可能性があるため、取り扱う際には衛生面に気を付けなければなりません。特に飲食店では、食中毒発生のリスクがあるため、他の業種よりも気を付ける必要があります。現金に触れたあとは必ず手を洗うと義務付けている飲食店も多いですよね。しかし忙しい時間帯やスタッフがホールもキッチンも兼任しているような小さな飲食店では、会計のたびに手を洗うのは非常に負担です。キャッシュレス決済の場合は、現金に触れることがないため、こうしたリスクや負担を減らすことができます。

キャッシュレス決済だと、スタッフもお客様も安全安心だね

新しいお客様を獲得できる可能性がある

キャッシュレス決済には、ポイント還元されるものが多くあり、ポイント還元を使って飲食をよりお得に楽しみたいと考えているお客様にとっては、「キャッシュレス決済ができるかどうか」がお店選びの重要な指標となってきます。キャッシュレス決済を導入していると、こうしたお客様を獲得できる可能性が上がりますし、「キャッシュレス決済ができないならいいや」と来店を諦めてしまうお客様の取りこぼし防止にも効果があります。

外国人のお客様獲得にも

またキャッシュレス決済は、外国人のお客様を獲得するのにも効果的です。経済産業省が発表している「キャッシュレスの現状及び意義」によると、2016年の各国のキャッシュレス比率は、韓国が96.4%・イギリスが68.6%など、海外では日本に比べてキャッシュレス化がかなり進んでいます。そのため、カードやQRコード決済が使えるお店は外国人が行きやすいお店となり、彼らを顧客として獲得する可能性を上げることができるのです。

経済産業省「キャッシュレスの現状及び意義」
経済産業省「キャッシュレスの現状及び意義」

一方で注意点も

キャッシュレス決済には注意点もあります。それは「初期費用がかかること」と「災害時に使えない可能性があること」です。クレジットカードや電子マネーは、決済用の端末が必要であるため導入時には初期費用が発生します。また電気と通信を使っているキャッシュレス決済は、停電や通信障害が起きた場合に使えなくなる可能性があります。キャッシュレス決済を導入する場合は、この点を事前に認識しておくようにしましょう。

まとめ

キャッシュレス決済 このように、キャッシュレス決済の導入によって、飲食店ではリスクや工数の削減など、さまざまな効果が生まれます。種類別のポイントをしっかり押さえ、自分のお店に合ったキャッシュレス決済を導入しましょう。

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