テイクアウトならではの接客ポイントって何?

近年増加傾向にある「テイクアウト」。軽減税率や新型コロナウイルスの感染拡大を受けて始めた、もしくは検討しているという飲食店も多いのでは。今回はそんなテイクアウトならではの接客ポイントについて解説します。

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テイクアウトの集客ってどうすればいいの?

今テイクアウトを始めるべき理由

テイクアウト商品のお渡し まず前置きとして、今テイクアウトを始めるべき理由として挙げられるのは「売上UPへの期待ができること」「テイクアウト需要の拡大」です。一般的に飲食店が売上UPするためには「客数」または「客単価」を上げる必要がありますが、テイクアウトの場合はこの「客数」を店内の席数に囚われず増やすことができます。また、2020年の新型コロナウイルス感染拡大をうけてテイクアウト需要は拡大しており、アフターコロナも、この一度浸透したテイクアウト文化は継続すると言われています。いまや飲食店の常識ともなりつつあるテイクアウトは、コロナで落ち込んだ売上回復の希望にもなるでしょう。

テイクアウトにも「接客」は必要!

飲食店を評価する際に重視するポイントとして「接客」は上位に挙げられます。それは店内飲食に限った話ではありません。テイクアウトにも、注文の受付から商品の受け渡しという「接客」が必要であり、お客様にとっては味や価格と同様、リピートの有無を左右する指標にもなります。それではテイクアウトの接客ポイントにはどんなことが挙げられるのでしょうか。詳しくみていきます。

「待ち時間」に気配りを行う

テイクアウトの接客ポイントの一つとして挙げられるのが、店頭で注文したお客様の「待ち時間」への気配り。飲食店でテイクアウトを利用した際、どこで待てばよいのか分からなかったり、手持ち無沙汰になったことはありませんか?ただでさえ「待つ」ということは多くの人にとってストレスです。この「待ち時間」をいかに過ごしてもらうかは、そのお店のテイクアウト体験の印象に大きく影響してきます。

例1:待ち場所を確保し、ご案内する

天候や季節に左右されないよう可能であれば店内に専用スペースを設けるか、空いているお席にご案内するとよいでしょう。場所が確保されていても、ご案内がないと「どこで待てばいいのだろう」とお客様は不安になってしまうため、お待ちいただく場合は確実に案内を行いましょう。

ご注文ありがとうございます。出来上がりまではこちらでお待ちください

例2:お冷やお茶をお出しする

待ち時間にお冷やお茶を提供することも気配りの一つです。暑い日にはお冷・寒い日には温かいお茶を提供するなど、少しの気配りがお客様にとっては嬉しく、良い印象となります。

よろしければこちらをお飲みになって、お待ちください

そもそもお待たせしない、という手段も。

電話注文の受付やモバイルオーダーの導入で事前注文を可能にすることで、そもそもお客様をお待たせしない、ということも一手段です。「待つというストレスなく買えた」という体験は、お客様にとって大きなプラス要素になります。
参考:「最近話題のモバイルオーダーって何?」

店内飲食同様、感染対策を万全にする

感染対策をしてテイクアウト商品をお渡し お客様の中には、新型コロナウイルスの感染を回避するためにテイクアウトにした、という方も多くいます。店頭にアルコール消毒を置くのはもちろん、商品のお渡しや会計の際も手袋やマスクの着用を徹底するなど、テイクアウトの接客でも店内飲食と同様に感染対策を怠らないようにしましょう。

会計も非接触のキャッシュレス決済が可能だとより◎

新型コロナウイルスの感染対策の一つとして、クレジットカードやQR決済など、非接触のキャッシュレス決済が注目を集めています。種類や支払い方法は複数あり、費用やセキュリティ面もそれぞれ違うため、導入を検討する際は事前に情報収集をしましょう。

商品お渡しの際に、注意点や美味しく食べるコツを伝える

お客様に商品をお渡しする際には、「本日中にお召し上がりください」や「冷蔵庫での保管をお願いします」など、消費期限や保管方法などの注意点を伝えるようにしましょう。また併せて、「温めは〇分ほど」や「レンジよりオーブンがおすすめ」など、自宅や職場で美味しく食べるためのコツをお伝えすることも、お客様に喜んでいただける接客ポイントです。

召し上がる際には、レンジで1分半ほど温めると美味しく食べられます。トッピングは食べる直前に盛り付けることがおすすめです!

容器に気を遣うことも忘れずに

直接的な接客以外にも、容器に気を遣うということも間接的な接客ポイントとなります。 「レンジによるあたため直しが可能か」「持ち運びやすいか」「こぼれないか」など、お客様が退店~目的地で実際に食べるまでを想定し、最適な容器を選びましょう。

テイクアウトでも「おもてなし」を忘れないこと

店内飲食とテイクアウトは形態が異なると言えど、お客様にとっては同じ飲食体験。限られた時間の接客で好印象を持ってもらえれば、リピーターの獲得や店内飲食の利用につなげることも期待できます。「おもてなし」の気持ちを忘れずに、テイクアウトならではの接客ポイントを押さえて、お客様が気持ちよく利用できるサービスを提供しましょう!

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FOOD-IN編集部

FOOD-IN編集部ライターが未来の飲食店をつくるための経営ノウハウをどのメディアより”分かりやすく”をモットーにお届けします。