FOOD-IN編集部が注目の飲食店をピックアップ! 今回は都内を中心に20店舗を展開する焼肉グループKINTANのテイクアウト専門店「KINTAN IN THE HOUSE」をご紹介します。
KINTAN初のテイクアウト専門店がオープン
「お肉とワインをカジュアルに楽しむ」をコンセプトに、都内19店舗・神奈川県に1店舗を展開するKINTANグループ。中でも「焼肉 KINTAN」は、牛タンを専用の熟成庫で30日間ドライエイジングさせることで熟成特有の風味と旨味を引き出した「熟成KINTAN」をはじめ、上質なお肉をリーズナブルに楽しめることにくわえ、そのスタイリッシュな店構えも相まって、女性やカップルを中心に多くの支持を集めています。
そんなKINTANグループから、「KINTAN IN THE HOUSE」を2021年7月10日(土)渋谷にオープン!同グループ初のテイクアウト専門店として展開されています。
今回は「渋谷焼肉 KINTAN」運営責任者 兼「KINTAN IN THE HOUSE」の責任者・松原大さんにインタビュー。KINTANが手がける焼肉、そして新店舗に込めた想いをご紹介します。
「焼肉 KINTAN」コストパフォーマンスの秘訣とは?
都内を中心に20店舗を展開するKINTANグループ。中でも「焼肉 KINTAN」ブランドは高いコストパフォーマンスも魅力のひとつです。その秘訣は「KINTANグループ全体で20店舗を運営しているからこそ、まとまった単位での発注ができることで良質なお肉を一般的な相場よりも比較的リーズナブルに仕入れることができる」ところにあると言います。
「ただ、実は原価率もかなり高めの設定にしていて、ランチタイムだと40〜60%程度の原価率で提供しています」。(松原さん)
原価率40%越えとは、かなりの高さ。企業努力あってこそ、おいしいお肉がKINTAN価格でいただけるんですね……!
ランチに関しては「これまで消費税アップやお肉の価格が高騰したりと苦難もありましたが、試行錯誤を重ねながら、創業以来1000円台でおなかいっぱいになっていただける満足度の高いランチを貫いています」と松原さんがおっしゃるとおり、ボリューム満点のセットメニューが展開されています。
ランチでKINTANの美味しさを知ったお客様がディナーに来てくれることも多いんだとか。
そしてKINTANと言えば、独自性のあるメニュー展開も特徴のひとつ。たとえば、名物「日本一のサーロイン・ユッケ ハーフ&ハーフ」は、インパクト抜群の美しい盛り付けも人気を集めるポイントです。
味の追求はもちろんですが、食材の組み合わせや調理法、華やかな演出など、かなりのこだわりを感じます。
「ただ単にお肉を切って出すのではなく、料理に創意工夫を加えることで、美味しさ以上の驚きや楽しさを感じていただけるメニューづくりを大切にしています。新メニューの開発方法もKINTAN独自の工夫をしてまして、頻繁にコンペを行なってるんです。料理人同士による新メニュー対決といったところですね。毎回お題を決めて、フードからデザートまで多くのメニューを生み出しています」。
いろんなアイデアを出し合うことで切磋琢磨しながら、よりよいメニューを作り出しているんですね。
くわえて「7/10にオープンした新店「KINTAN IN THE HOUSE」で限定販売している「KINTAN特製肉まん」もコンペから生まれたものですよ」と松原さん。
そう、今回ご紹介するメインは、渋谷東急フードショーのデリゾーンにオープンしたKINTAN初のテイクアウト専門店「KINTAN IN THE HOUSE」。焼肉店としてのKINTANの魅力をお伝えできたところで、新店のご紹介にまいります!
お店の味をおうちでも。KINTAN初のテイクアウト専門店が渋谷に誕生
KINTANの味をそのまま自宅やオフィスで楽しめるのが「KINTAN IN THE HOUSE」。現在は公式サイトから事前注文することで、代官山、六本木、麻布十番、CBC表参道、赤坂、神楽坂の各「焼肉 KINTAN」店舗でも同ブランドのお弁当を受け取ることができます。そして今回オープンした渋谷の店舗は、テイクアウトのみ販売する初の専門店として展開されています。
「コロナ禍の状況を踏まえ、KINTANとしても何か新しいことにトライしようと思い立ったことがきっかけで。2020年4月から代官山店でお弁当の販売を始めたところ、ありがたいことにテレビで特集を組まれるなど大きく注目されまして、とても多くの方にご利用いただけたんです。その実績から、レストランという既存のかたち以外の場でもKINTANの良さをお届けできるのではと感じ、満を持してテイクアウト専門店をオープンしました」。
「KINTAN IN THE HOUSE」が出店されたのは、大規模再開発により今注目を集める渋谷駅の地下一階、東急フードショー(しぶちか)。
「KINTANを知らない人たちにもKINTANを知ってもらいたい」という想いのもと、多様な人々が集う渋谷という街を選んだと言います。
「KINTAN IN THE HOUSE」を訪れると一番はじめに目に留まるのが、5色のロゴマーク。通常のKINTANロゴとはまた異なる雰囲気ですが、IT企業も多い渋谷のデジタル感が表現されているんです。さらに実は、それぞれ渋谷に乗り入れる電車のカラーが採用されています。グリーンはJR山手線(※)ですね!お店に足を運んだ際は、ぜひチェックしてみては。
※レッド:東急東横線、オレンジ:湘南新宿ライン、イエロー:東京メトロ銀座線、グリーン:JR 山手線、ブル―:東京メトロ半蔵門線。あなたが普段使う路線もふくまれているかも?
メニューを詳しくご紹介!
「KINTAN IN THE HOUSE」では、9種類のメニューが展開されていますが、なんと使用されているお肉はすべて「焼肉 KINTAN」でしっかりと研修を受けたスタッフがお店のロースターで一枚ずつ手焼きしているんです。お店で食べるのと変わらない味を楽しんでいただくための工夫がされています。
「大量生産はできないので、注文が多く入った時にはスタッフが朝早くから頑張っているんです(笑)」。(松原さん)
そんなこだわりのつまった「KINTAN IN THE HOUSE」のメニューの中から、松原さんいち押しのメニューを3つピックアップしてご紹介します!
"名物"30日間熟成KINTAN弁当
名物「熟成KINTAN」をたっぷりと堪能したい方はこちらのお弁当がおすすめ。熟成された濃厚な味わいの牛タンがご飯との相性抜群です。
熟成KINTAN&黒毛和牛上カルビ弁当
熟成KINTANとジューシーな上カルビを一緒に楽しめる贅沢なお弁当!使われる黒毛和牛は、KINTAN独自のルートで仕入れたA4ランク以上のもののみが使用されています。
熟成KINTAN&塩ハラミ弁当
和牛に比べて脂身が少なく、肉本来の味わいを存分に感じることができるハラミ。こちらのお弁当には、アメリカ農務省の牛肉品質格付けで最高ランクのプライムクラスに格付けされたPRIMEハラミが採用されています。
KINTAN特製肉まん
さらに渋谷の「KINTAN IN THE HOUSE」のみで購入できる限定商品「KINTAN特製肉まん」も要注目。オーナーが惚れ込み、すぐに仕入れたという大分県産“錦雲豚(きんうんとん)”が使用されており、濃厚な脂の旨味を楽しめる逸品です。
先述した新メニュー開発コンペから生まれた商品がこちらの肉まん。既存のKINTANファンの方はお弁当とあわせて必ず購入されるという、知る人ぞ知るスペシャルな商品です。
KINTAN未体験の方こそ、トライするべき
新店オープン後のお客様の反応は「これまでKINTANを知らなかったお客様も美味しかったからとまた次の日に来てくれたり、お土産用に購入した後、自分用にと再度寄ってくださったり」と好調な様子。
「焼肉 KINTAN」の味を気軽に楽しめる「KINTAN IN THE HOUSE」。KINTANファンの方はもちろん、まだ食べたことがないという方も、こだわりがつまったお弁当を楽しんでみてはいかがでしょうか?
期間限定キャンペーンも開催!
オープンを記念して、今ならこちらの「トリプル焼肉弁当」が通常価格2800円のところ、特別価格2400円にて販売中です。
トリプル焼肉弁当
人気の熟成KINTANや黒毛和牛上カルビ、KINTAN塩ハラミの3種がたっぷり175g入ったボリューム満点のお弁当です。ごはんも大盛り250g!お肉にもごはんにも相性抜群な辛口ダレとさっぱりいただけるネギ塩ダレの両方の味が楽しめます。
お得なキャンペーンは1日30食限定、2021年7月31日(土)までとなっていますので、どうぞお見逃しなく!
KINTAN IN THE HOUSE
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂 1-12-1 渋谷東急フードショー
10:00~21:00
03-3477-4360
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