>>>2022年版はこちら モバイルオーダーを導入した飲食企業8選|活用法や導入効果も紹介
最近よく聞く「モバイルオーダー」。実は今、感染拡大や人的コストなど、厳しい状況が続く飲食店を救う新しいサービスとして注目を集めています。ただ、存在は知っていても実際よいものなのか判断しかねている飲食店も多いのでは。本連載ではモバイルオーダーを理解するための情報をさまざまな角度から解説します。最終回となる第6回目は、実際にモバイルオーダーを導入している飲食店をご紹介。
モバイルオーダーのおさらい
【連載】モバイルオーダーの正解
第1回:最近話題のモバイルオーダーって何?
第2回:モバイルオーダーを導入すると変わる3つのこと
第3回:モバイルオーダーを導入すると客単価が上がる?
第4回:モバイルオーダーの導入効果を最大化させるひと工夫
第5回:モバイルオーダーと卓上タブレットの違い
第6回:【2021年最新】モバイルオーダー導入中の飲食店3選(本記事)
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飲食業界における課題解決への期待が高まるモバイルオーダー。では実際に今どんなお店が導入していて、店舗やお客様からはどんな声が聞かれているのでしょうか。本記事では実際にモバイルオーダーシステムを導入している飲食店を3つご紹介します。
■イートイン型モバイルオーダー
大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん(株式会社一家ダイニングプロジェクト)
株式会社一家ダイニングプロジェクトが手掛ける「大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん」では、関東圏内の計9店舗にモバイルオーダーシステムを導入しています。「日本一のおもてなし集団を目指す」という理念のもと、ただ注文商品を提供するだけでなくスタッフがお客様のお肉を焼く・一番おいしいタイミングをお伝えするなどの付加価値のあるサービスを提供することにこだわる同店舗。注文受付業務を効率化し、空いた時間をそのような高品質なおもてなしの提供にあてることを目的として、モバイルオーダーシステムを導入したそうです。
より質の高い「おもてなし」を実現
今は世の中の人がスマートフォンを当たり前のように使うこともあり、ほとんど説明しなくても自然に使っていただけているそうで、お客様のモバイルオーダー利用率は全体の80%にも上ります。
「注文業務が大幅に削減されたことで、スタッフはお肉を焼いたり、おかわりを勧めたりといったアクションに注力することが出来ている」と語る店舗担当者。家では再現が難しい本格的なジンギスカンの提供にさらなる磨きをかけることに加え、今後はモバイルオーダーによって削減された時間をさらに有効活用し、より特別なサービスを提供していくことを目標としています。
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JINNAN CAFE SHIBUYA
渋谷駅から徒歩5分の地に店を構える「JINNAN CAFE 渋谷店」。一歩足を踏み入れると、まるで海外に訪れたかのような錯覚に陥る洒脱なカフェで、主に20〜30代の女性中心に支持を集める人気店です。そんな店舗がモバイルオーダーを導入したきっかけは2フロアあることでどうしてもかさんでしまう人件費。タブレットの導入も検討したものの、導入コストの手軽さや決済まで済ませられるという利点からモバイルオーダーの導入を決めました。
お客様からは、「スタッフを呼ばなくても注文できるのは楽」「レジに並ばなくても会計が済むので時間短縮になる」といった声が聞かれているそうです。
店舗担当者の声
モバイルオーダーの導入によって「人件費とオペレーションにかかる時間の削減」という当初の目的を達成できました。また、お客様にオーダーを「聞きに行く」作業が減ったことで、他店舗から来たヘルプスタッフでもミスなくスムーズに働くことができています。
■テイクアウト型モバイルオーダー
吉野家
言わずと知れた大手牛丼チェーン「吉野家」では、お客様のスマートフォンから事前注文し、店頭で待たずにテイクアウトができる「スマホオーダー 」を全国に導入しています。
注文ページへのアクセス方法は複数あり
吉野家のモバイルオーダーは公式ホームページのみならず、d払いアプリ・LINE・Google Mapからも注文できる点が特徴です。d払いアプリからの注文の場合は事前に決済することも可能。お客様は店内の混雑具合に左右されず、自宅や会社など好きな場所から好きなタイミングで注文し、出来立てを受け取ることができます。
より「うまい、やすい、はやい」吉野家へ進化
かねてより「うまい、やすい、はやい」をコンセプトとして掲げる吉野家は、モバイルオーダーの導入でよりそのコンセプトに近いお店となりました。また、モバイルオーダーの利用では、顧客単価アップやリピーターが多いというデータも出ているそうで、今後ますますの活用が期待されています。
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「導入コスト」と「スピード」を重視するなら既存のシステムがおすすめ◎
モバイルオーダーを導入するにあたって、自社でシステム開発するのはカスタマイズ性が高いものの、コストと時間がかかります。対して既存のプラットフォームであれば安価なコストでスピーディに導入することができます。もし今すぐ導入を検討する場合は既存のシステムで探してみることがおすすめです。
「FOOD-IN」を運営する株式会社Showcase Gigでは、これまで9年にわたり、モバイルオーダーに携わってきました。そのノウハウを活かし、現在は店内向けモバイル・テーブルオーダー®サービス「O:der Table(オーダーテーブル)」をはじめ、テイクアウト注文サービス「O:der ToGo(オーダートゥーゴー)」など、これからの飲食店に欠かせない“次世代店舗創出プラットフォーム”を提供しています。
あなたのお店に最適なモバイルオーダーをご紹介します。気になることや導入事例など、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
世界中の飲食店がコロナウイルスによる脅威にさらされた2020年。ワクチン接種が始まりようやく「アフターコロナ」がみえてきた2021年。新しい世界を生きていく飲食業界にとって、様々な課題解決への期待が高まるモバイルオーダーは今後よりいっそう普及が加速すると予想されます。お店の課題や顧客ニーズを把握した上で、最適なモバイルオーダーシステムを導入しましょう。
>>>2022年版はこちら モバイルオーダーを導入した飲食企業8選|活用法や導入効果も紹介