FOOD-IN編集部が注目の飲食店をピックアップ! 今回は五反田に2021年9月11日にオープンした「大衆食堂スタンド そのだ 五反田店」をご紹介します。すでに大阪で広く注目を集めている人気店が関東初進出です!
昭和の大衆食堂を現代化「大衆食堂スタンド そのだ」
「大衆食堂スタンド そのだ」は、昭和に数多く出来た大衆食堂の”大衆”の解釈を、現在の日本人の多様化した味覚にアップデートした現代的大衆食堂。「肉とレモンサワー」を基本コンセプトとし、ボリュームたっぷりのアレンジ料理を手頃な価格で楽しむことができます。
もともと神戸で生まれたそのだブランド。今回の新店と同じ形態の「大衆食堂スタンド そのだ」としては、大阪・谷町六丁目や心斎橋PARCO、親不孝通りなどに出店しています。そのほか、広島県福山市「中華そば そのだ」や2階に系列の「台風飯店」を併設する「スタンドそのだ裏天王寺店」とさまざまな展開を見せている、西日本ではかなり有名な居酒屋さんなのです。
そして記念すべき関東初出店の場として選ばれたのが東京・五反田。JR五反田駅から徒歩2分と駅チカな立地もうれしいポイントです。
2021年9月11日にオープンを迎えた「大衆食堂スタンド そのだ 五反田店」の店構えから見ていきましょう!
昭和と現代が交差するフシギ空間。でも居心地は最高
まず入り口。たしかにレトロさを感じますが、初見の人はおもわず二度見するであろうめちゃくちゃ大きなのれんに注目せざるを得ません。かわいい〜。
そして画像左上にちょこっと写っている「ソ」のネオンもそのだならではの目じるしです。
中に入ると、調理場を囲むカウンター席やテラスカウンター席を合わせて30前後の席数が。どこか懐かしいアットホームな雰囲気で、老若男女問わず気軽に利用できる空間に仕上がっています。
1人でも入りやすいレイアウトなので、さくっと立ち寄るにもうってつけ!
同店は予約もやっていないので、本当にふらっと入るスタイルです。
壁には手書きの短冊メニューがずらり。かなりリーズナブルな一品料理が豊富であることがわかります。
料理は仕込みから調理まですべて手作業だというそのだ。定食や中華そばのほか、多種多様なメニューが揃うのも特徴です。
では、ここからは気になるメニューの一部をご紹介します。
「そのだ」ならではの味を堪能!お酒が進む逸品がずらり
爽やかな酸味がクセになる名物サワー「バイス」

注文率ほぼ100%の看板メニュー!
梅しそと焼酎を混ぜてシャーベットにしたものを炭酸で割った「バイス」。シャリシャリとした食感と、甘酸っぱく爽やかな飲み心地が楽めます。ちなみに、お一人様3杯までとのこと。
上記の写真は五反田店オープン発表とあわせて公開された画像ですが、おそらく左の赤いドリンクが「バイス」です。右の緑のドリンクは「思い出のパタヤサワー」と思われます。甘い系を欲するときにどうぞ。
ちょっと懐かしいレトロなグラスもオツですね。
「肉豆腐」

「そのだ」イチオシの名物メニューの肉豆腐は、やわらかく煮込んだ国産の牛スジと出汁がたっぷり染みた豆腐と絶妙にマッチする一品です。はじめて訪れる方はまずはこちらをぜひ!
「チャーシューエッグ」

旨みとジューシーさが溢れる厚切りチャーシューは食べごたえバツグン!なんとこちら、マヨネーズからチャーシューまで、すべて手作りの素材で組み立てられています。すごい!
「アンチョビ煮卵ポテトサラダ」

塩味の効いたアンチョビや半熟煮卵を盛り込んだポテトサラダは、自家製の燻製ベーコンやオニオンチップがアクセントに。
お酒のつまみにピッタリのこちら、女性人気も高いそうですよ。
「メンチカツ」385円(税込)

食べ応え抜群の大ぶりなメンチカツを覆うのは、特製のオーロラソース!まさに「そのだ」でしか食べられない一品です。
サクサク食感とあふれでる肉汁ッ……想像しただけでたまらんです。
「中華そば」

"尾道(おのみち)ラーメン"のスタイルを踏襲しつつ、そのだ独自のアレンジで仕上げた中華そばは、貝出汁が効いた醤油ベースのスープであっさりと仕上げられています。〆の一杯としても最適!
1人でも立ち寄りやすくて、ほっこりするレトロっぽさが居心地良くて、でも新しい風も感じられる。そしてなによりどれを頼んでも間違いないメニューがたっぷりで、何度でも通いたくなっちゃう「大衆食堂スタンド そのだ 五反田店」。2021年9月11日からすでにオープンしていますので、ぜひふらっと立ち寄ってみては。
大衆食堂スタンド そのだ 五反田店
11:00-23:00(LO 22:30) 不定休
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