テイクアウトの集客ってどうすればいいの?

近年増加傾向にある「テイクアウト」。軽減税率や新型コロナウイルスの感染拡大を受けて始めてみたけども、どんな集客方法があるのかイマイチ分からないという方も多いのでは?今回はテイクアウト集客に有効な手法についていくつかご紹介していきます。

前回の記事はこちら

【2021年最新】こんな工夫もある!テイクアウトの最新事情

まずはテイクアウトの利用ステップを確認

お客様がテイクアウトを利用するステップは、認知→興味→検討→利用の4ステップです。 集客はこの「認知」と「興味」をしっかりと網羅した方法をとることがポイントとなってきます。

テイクアウトの利用ステップ
テイクアウトの利用ステップ

では具体的にどんな方法があるのでしょうか?詳しく見ていきます。

集客方法は、大きく2種類

集客方法は、オフライン集客とオンライン集客の大きく2種類に分けられます。

オフライン集客の特徴

ポスティング オフライン集客とは、ポスティングや声かけなど、インターネットを利用しない集客方法です。オンライン集客と比べて従来から飲食業界で広く取り入れられているため、こちらのほうが着手しやすい方も多いでしょう。また、インターネットを利用しない世代にも有効であるという特徴があります。

オフラインの集客方法例

1. ポスティング・チラシ作成

テイクアウトの顧客ターゲットは主にお店から徒歩15分以内に居住または勤務している人と言われており、このターゲットに対して最も直接的にお店の認知度を上げることができる方法ががポスティングです。製作や配布作業が必要ではありますが、クーポンのとりつけなど中身の工夫もしやすいメリットもあります。一方で、配布するエリアとターゲットに沿ったコンテンツをしっかり組み立てなければ、本来ターゲットでない人を多く含んでしまい効率が悪くなってしまうため注意が必要です。

チラシは近くの施設に置いてもらうなどの工夫も◎

2. 店頭でアピール

お店の目の前を通る人=その時一番利用してもらえる可能性が高い人です。看板やのぼりで「テイクアウトができること」をアピールするのはもちろん、出来上がり品の場合は店頭に並べて直接お声掛けすることなども有効的です。お店が住宅街にある場合は住人の帰宅時間となる夕方~夜・オフィス街にある場合はオフィスワーカーの休憩時間となる昼、などお店のターゲットが一番通る時間帯は特に強化して行いましょう。

3.自治体のテイクアウト施策への参加

現在、新型コロナウイルスの感染拡大によるテイクアウト需要の増加を受け、消費者・飲食店への支援を強化することを目的として様々な自治体や企業主催でテイクアウトイベントやキャンペーンなどがとり行われています。イベントの有無や募集内容などの詳細は自店が所属する自治体のHPをチェックしてみましょう。

オンライン集客の特徴

オンライン集客 日々状況が変わり、臨機応変な対応が求められているからこそ、「いま」現在のお店の正しい情報を伝えていく必要があります。そこで有効的なのがオンライン集客です。オンライン集客はインターネットを利用した集客方法であるため、気軽に始められる・無料でできるものが多い・いつでも情報発信ができる、というオフライン集客にはない融通の効きやすさがあります。

オンラインの集客方法例

1. Googleマイビジネスの活用

テイクアウト出来るお店をインターネットで探す場合、多くの人がGoogle検索やGoogleマップで「テイクアウト 土地名」や「テイクアウト ジャンル」などで検索します。その際表示されるお店がGoogleマイビジネスに登録しているお店です。 Googleマイビジネス

Googleマイビジネスには店舗の基本情報だけでなく、写真や「テイクアウトができるお店かどうか」の設定項目もあるため、細かく設定すればするほど、また、投稿機能や口コミ返信を活用して新鮮なコンテンツを継続的に発信するほど、情報を求める人の検索にヒットしやすくなり、お店の集客に繋がります。

登録していなくても表示されている、その理由とそれでも登録がおすすめなワケ

Googleマイビジネスに登録していなくてもGoogleマップに表示されることがあります。しかしそれは一般ユーザーやGoogleが作った情報で、必ずしも正しい情報ではありません。お店の所在地や営業時間に誤りがあることもあるため、お店自身がしっかり自分で管理していく必要があります。

2. Instaglam・Twitterの活用

お客様がテイクアウトするお店を探す際、検索サイトと並行して主流となってきているのがInstaglam・TwitterなどSNSでの検索です。ユーザーは「#テイクアウト」「#ジャンル」「#土地名」というように、求めている情報のハッシュタグを検索し、ヒットした情報やアカウントからそのお店を知ります。配信する中身の工夫や更新頻度が重要となってきますが、その分、コストをかけず広い範囲に自分のお店をアピールできます。

Instaglam運用の工夫にはこの記事も参考に

【連載】飲食ネット集客 Instagram編

3. 有料広告の活用

SNS広告では、地域や興味関心など広告を表示させたいユーザーを絞ってユーザーにアプローチができます。Google検索結果の上位に表示されるいわゆるリスティング広告では、店舗名はもちろん「テイクアウト 地域名」など、まだ自分のお店は認識していないが目的が近い検索結果に対して、お金を支払うことで上位に表示できます。コストをかけずにアカウントを運用しているが、よりターゲットを絞って新しい層に知ってもらいたいなど、明確な目的がある場合、検討してみてもよいでしょう。

有料広告媒体例
有料広告媒体例

有料広告の活用にはある程度知識が必要

有料広告の運用は誰でも始められる集客方法ですが、運用の仕方やどうやって効果を測ればいいかを判断できなければ意味がありません。ある程度知識を習得する必要があります。こちらの解説記事もFOOD-INで取り上げる予定なのでお待ちください。

4. グルメポータルサイトの活用

近年SNSやGoogleマップでの情報収集が主流となりつつあるといえど、全国の飲食店情報がまとまっている食べログやぐるなびなどのグルメポータルサイトも利用されています。2020年、新型コロナウイルス感染拡大を受け、いくつものグルメサイトでテイクアウト特設サイトのオープンや新機能の開発などのテイクアウト集客に特化した対応が行われています。既に登録を済ませている方も今いちど自店の登録内容の見直しをしてみると良いでしょう。

テイクアウト集客時のポイント

Point1:お店の感染対策情報も伝えること

近年のテイクアウト需要増加の背景には、ご存知の通り新型コロナウイルスの感染拡大があり、多くのお客様のお店選びの基準に「感染対策をしっかり行っているか」という点が加わりました。これは店内飲食のみならずテイクアウトのお店選びにも言えることであるため、集客の際には、メニューなどの宣伝だけではなく、しっかりと感染対策を行っているお店であることもアピールすることが大切です。

Point2:看板やSNSのテキストはより具体的に!

集客時に「テイクアウトできます」「お持ち帰りOK」だけだと何がテイクアウトできるのかが分からず、先程取り挙げたテイクアウト利用までのフローでいうと「認知」で止まってしまいます。テイクアウトができるという「認知」だけでは、利用イメージが湧きづらくなってしまうため、より精度を上げて「利用」まで促すためには、実際にテイクアウトできるメニューをいくつかピックアップ、もしくは一覧で表示し、しっかり「興味」までつなげるようにしましょう。

まとめ

このようにテイクアウト集客にはオフライン・オンラインそれぞれいくつか方法があります。お店のターゲット層や対応可能時間などを考慮し、お店に合った手法でテイクアウト利用者を増やしていきましょう!

次回は「テイクアウトならではの接客ポイントって何?」をご紹介します。

written by

FOOD-IN編集部

FOOD-IN編集部ライターが未来の飲食店をつくるための経営ノウハウをどのメディアより”分かりやすく”をモットーにお届けします。